グループ沢胡桃について

グループ沢胡桃へようこそ

グループ沢胡桃のフィールドは沢と雪山。日本の自然の奥深く、道なき山を縦横無尽に楽しむ集団です。
メジャーな沢よりも、沢から沢へと山を渡り歩くことを好みます。朝日の沢を遡下降で繋いで奥深い山を渡り歩き、奥利根を1週間かけて沢から沢へと横断したりというのが”沢胡桃らしい”山行です。

沢ぐるみ
会名である「さわぐるみ」には、「沢をまるごと」「沢をひっくるめて」という意味も込めました。
遡行だけでなく、山菜、キノコは当然として、そこで出会う動植物から岩までも、日本の奥深くの自然全部を目の当たりにし、また学びたいと思うのです。
沢を遡行していて古の道に出会ったりすると今度はその道の続きを沢から探しに行ったりもします。
山菜、キノコ、釣りは沢屋の嗜み。悪天で山行が潰れたら遠征先近辺の湯治場ベースでという楽しみもあります。

沢ぐるい
さわぐるみの「沢狂い」は現在(2015/1)20名(男15名、女5名)、一年中沢に行く輩もいれば雪のある時期は山スキーに行く人もいます。
年間の山行回数はおよそ90回前後。アクティブな会員は年間50〜70日くらい山に入っています。
山スキーはほぼ全員がテレマーク。それも革靴に3ピンビンディング。これはスキーは滑りよりも山に深く入る道具と考えているからです。冬もメジャーなルートよりも沢で通った山域にルートを求めるので、藪スキーになることも多々あります。

沢ぐる
「ぐる」。日本語で「ぐる」は「共謀者」「悪事のなかま」。
家庭を持ってる会員の家族にとって我々は「沢ぐる」^_^;誤解を解くべく「親睦山行」なるものもやってます。
春には山菜、秋にはきのこ山行。冬の山スキー講習の湯治場にも家族ぐるみでの参加もあります。

沢グル
そんな我々も僭越ながら沢の「グル」をめざし、日々勤しんでおります。
特にグループ沢胡桃では訓練を大切にしています。確保技術訓練、沢のレスキュー訓練、渡渉訓練、(沢の総合技術訓練)、雪上訓練、冬山レスキュー訓練と年間5〜6回の訓練山行を行っています。

サワグルミ
最後に。サワグルミはクルミ科サワグルミ属の高木。
ヤマギリ、寿香木、川胡桃、藤胡桃、やし、ヤス、カシ、カルメ、クルビ、コグルミと別名が多いことが示すように昔からなじみ深い樹。高級な材にはならないが、すらっとのびたサワグルミはなかなか味のある風格。
ブナやミズナラのようにメジャーではないが、ブナやミズナラなどより沢沿いに群生するので沢をやってる人なら必ず目にしているはず。
今度、沢へ行ったときに探してみてください。そうやって樹に目が行くようになると今までと違う「いい沢」が見えてくるでしょう(これは昨今の沢登りガイドブックのランク付けに対するアンチテーゼでもある)。