逍遙用語の基礎知識


【あぶ(虻)】夏場の沢ヤの天敵。史上最低の虫。


【いやらしい】好色そうな、ではなく少し危なそうな。例「いやらしい高巻き」
【いわとれ(岩トレ)】岩場のゲレンデでおこなうクライミングトレーニング。「うちは沢の会だ」といってゲレンデの上から水を流したりしてはいけない。同RCT


【エス】逍遙問題研究会が不定期に開催される成増の怪しい居酒屋。


【おんせん(温泉)】沢登りの後に出来れば欠かしたくないアイテム。飲んだ後のラーメンやお茶漬け的なものといえる。


【くさや】便所の臭いのするトビウオなどの干物。 これが大好物の人がいるのだから世の中わからない。


【けいゆうじゅく(渓友塾)】宗像代表の主催する沢登りのイロハが学べるありがたい登山学校。
【けいりゅうたび(渓流タビ)】近年急速に勢力を衰えさせている沢登りグッズ。絶滅種的な色合いがあり保護が必要。


【さば(鯖)】禁漁期間中のイワナの隠語。


【しかのふん(鹿の糞)】沢のツメの際に所かまわず大量に落ちている巨大な正露丸状の鹿のウンチ。悪臭はないが踏みしめてあまりいい気分はしない。
【しゅうちゅう(集中)】数パーティがひとつの目的地に集まるという山行形態。最初は精神を集中させて山登りをすることかと思った。
【しょうようさい(逍遙祭)】「祭」とあるのでたこ焼きやワタアメでも売るのかと思っていたら泊まりがけで酒を沢山飲む忘年会のことだった。
【しょむ(庶務)】逍遙渓稜会の役職のひとつ。飲み屋の予約と飲み屋の精算という非常に重要な任務を負っている。酩酊状態での計算能力を要求される。


【せっくん(雪訓)】冬期の雪山での技術訓練。別名、雪中酒飲み訓練ともいう。


【だいじょうぶです(大丈夫です)】越山氏の言葉による。厳しい滝の直登など全然大丈夫ではない状況を言う。
【たかまきはさんもんのとく(高巻きは三文の徳)】 高巻きの際に、思わぬキノコなどを見つけてしまうことのたとえ。
【たきび(焚き火)】実はこれをやりたいがために沢登りをやっている人もいるという大人の火遊び。
【ただざけ(只酒)】無料で酒が飲めること。これに釣られて入会してしまう人もいるという、新人募集のための餌。
【だましだまし(騙し騙し)】長南氏の言葉による。いやらしい釜のへつりの時などに「そこはだましだまし来てくれ」という言葉にだまされてついていくと落ちることが多いので要注意。


【ちゅういいちびょうさけいっしょう(注意一秒酒一升)】増田氏の言葉による。気をつけないと酒の一升くらいすぐに飲んでしまうという教え。
【ちょう(丁)】距離の単位。同町=六〇間例「黒 ナメ八丁」 戸ヶ崎(洋)氏の迷言「小便一丁、糞八丁」は有名。


【なにもありません】越山氏の言葉による。凡人にとっては厳しい高巻きや滝が連続すること。


【ニシ タケオ】逍遙渓稜会のバーチャル会員。飲み屋の予約時に活躍する。
【にんにく】山でのスタミナ源。ホイル焼きもよし炒めてもよし。但し、翌日の放屁に難あり。


【ぬけるまえにつかめ(抜ける前につかめ)】宗像代表の言葉による。急斜面の草付の恐い高巻きの際には、つかんだ草が抜ける前に次の草をつかんで進めばよいという凡人にはなかなか理解できない教え。


【ビバーク】山で一般にテントなどを用いない露営のこと。稀に、大宮駅での露営をビバークだという剛の者もいる。類ホームレス


【ふるちん】男が陰部に何もおおわない状態。当会でも愛好家が多い。しかし、沢登りの後衆人環視の中で行うのもいかがなものか。


【へつり】水際をトラバースすること。稀に、カラオケボックスの壁をへつる輩も存在する。


【やけど(火傷)】意外と多い山での負傷。酔っぱらって焼き網に手を突っ込む輩やコッヘルの熱湯をぶちまける輩がいて全くもっていただけない。

平成十三年一月初版発行           編者 アブオ

 

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