上信越・白砂川八間沢

2002年6月16日(日)
L佐藤・増田・関

前夜、渋川伊香保ICを降りて吾妻川に沿って西進し、長野原草口から国道405号線を北に入って六合村の道の駅で泊まる。星空に明日の天気への期待が膨らむ。

翌朝は車を野反湖のほとりの駐車場に止めて支度をする。いい天気だ。緑の草原にオレンジ色のレンゲツツジ、湖に青空が映り風光明媚なところだ。車道脇に独活を見つける。だいぶ大きいが、帰りに採って味噌漬で試してみよう。
駐車場近くから登山道を下り、再び車道に出てしばらく行った車道が大きくUターンしているところから沢へ降りる。地図上では道があるようになっているがさっぱりわからない。

左俣はナメ状の穏やかな渓相だ。しばらく下ると大きな滝にぶつかった。高さは上からではよく分からないが50m程はあろうか。右岸に踏み跡があり、そこから巻きに入る。巻き道は一旦かなり上まで登り、途中から水平に進む。道はいくつか交錯しており、ルートファインディングに苦労する。水道パイプにそってトラバース気味に下り、途中から枝尾根を下ると踏み跡がついており、懸垂もなく再び沢に降り立った。そこから少し行って、6m逆くの字の滝の下が二俣であった。
右俣に入ると奥の二俣までは平凡な渓相が続く。奥の二俣からはCS滝が二つ続き、それをいずれも左から超えると、次の10m滝は左岸を高巻く。高巻きの途中から見るとその上に2段12mの滝があり超えられそうもないので一緒に高巻くこととする。結局その上の5m位の滝も一緒に高巻いた。
降りたところからはナメ状となる。6mのナメ滝を皮切りに小滝が連続して小気味よく登ることができる。途中川原状となり水量が減る。その上にすだれ状の12m滝があり、さらにもう1つ12mのナメ滝を越えて左から沢を合わせると本日の核心部である大滝がお出ましになる。
大滝はすだれ状の滝で傾斜は緩い。下段は滝の右を登り中段を左へトラバースして、笹をつかみながら水流脇のクラックを登る。難しくはないが高さがあるので用心のため関さんにはザイルを出したが、彼女も難儀することなく登った。高さは45mというところか。快適に登れる滝だ。
1650m付近の地形図上で三俣になっているところは雪渓で埋まっていた。雪渓があるということは山菜があるということだと、山菜を探しながら歩くも、お目当てのウドは見つからず、モミジガサとヤマブキショウマを少々いただいて帰った。シラネアオイがうす紫色の花を咲かせていた。
雪渓の部分は二俣が二つ続くが、いずれも左を進む。水が涸れたあたりで沢筋から左へ上がる。最後の数十mは潅木の藪となるが、程なく1828mのピークあたりに突き上げた。つめの途中から雨が降り始め、雷もなっていたので、早々に帰路に着く。
下るにつれて雨が上がり、ガスも晴れてきて、レンゲツツジやイワカガミ、地元の中学生が植えたコマクサなどを愛でながら駐車場まで快適に下る。昨夜泊まった道の駅の風呂に入り、山行の疲れを落とした。車道脇のウドは忘れてしまった。(記:増田)

《コースタイム》
駐車場(7:30)〜左俣(8:15)〜二俣(9:35〜9:55)〜奥の二俣(10:40)〜1650m付近三俣(13:50)〜稜線(14:50)〜駐車場(15:15)

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