上信越・地蔵峠〜篭ノ登山・湯ノ丸山〜鹿沢温泉

2003年1月25日(土)〜26日(日)
L長南・戸ヶ崎よ・満田・関

2003/01/23 上信越:湯ノ丸周辺

1月の山スキーということもあって比較的天気も雪質もよいところを選び、浅間山の西域の地蔵峠をベースに1日目は篭ノ登山方面へ、2日目は湯ノ丸山から角間峠あたりから鹿沢温泉に滑り降りるというコースで半分練習を兼ねた計画を立てた。

■25日(土) 曇り時々晴れ
朝6:24東京発の「あさま」で佐久平に向かう。朝飯を食ってひと寝入りしかけたと思ったら佐久平駅についてしまった。東京から1時間半もかからない。
8:00発の湯ノ丸行きのバスに乗り込み1時間くらいで湯ノ丸へ。湯ノ丸スキー場は地蔵峠を挟んで両側にあり結構賑わっている。ザックをデポしロッジで一息ついてから第6高速リフトでゲレンデトップまで行き、ゲレンデからはずれ高峰に通じる林道へ出る。

林道を篭ノ登山の登山口あたりで逸れ登山道であろうあたりを頂上めざして登りはじめるが結構ヤブがうるさい。ここを滑り降りてくるのかと思うとちと気が重い。
カラマツの原生林を抜けると樹林帯を越えた。斜面はクラストし岩も出ているので見晴らしがよい辺りで引き返すことにした。風が強い。

トガちゃんはシールを外したようだが残りの面々は下りの樹間の狭さとヤブっぽさをコントロールする自信がなくシールをつけたまま滑る。
雪質がいいのでシールがあってもそれなりに滑ることができ思っていた以上に快適に林道まで出る。
林道もほぼ滑ってゲレンデまで帰ることができて快適であった。ゲレンデで何本か練習して地蔵峠奥のテン場へデポを回収して向かう。

標高も1700mを越えているので内張りをはったテントの中はなかなか快適であり、トガちゃんの最近の定番、宇都宮餃子やコマイ一夜干に舌鼓を打って飲む酒がなくなるまで宴は続いた。

■26日(日) 快晴
テン場の裏からカラマツの植林帯を登山道に向けて登る。軽く登り切ったところが牧場の端らしく有刺鉄線が埋まっている。ここまで来ると湯ノ丸山頂上までは遮るものがなく景色はよい。スノーボーダーが板を担いで登るのを横目に見ながら頂上をめざす。頂上付近は風が強く雪面もクラフトしている。

頂上は風が強いので早々に角間峠方面へシールをつけたまま進む。次のピークから角間峠方面に滑り始めるが稜線は藪っぽいので急斜面を斜滑降で滑り始める。
この斜面は傾斜もありクラストしているのでそれぞれ自分の技術に見合った滑り方で降りる。
2度ほどヤブに突入して角間峠下あたりの東屋がある開けたところに出る。ここまで来ればあとは車道まで出るのは楽勝だと思われたが、緩い登りを嫌って沢筋に入ったのが目論見違いで、まだ水流の出ている沢筋をトラバース気味に、はたまた渡渉までする羽目になり時間をくってしまった。
かなり時間的に余裕をもたせたつもりだったが、バスの時刻ぎりぎりになってしまい温泉はお預け。トガちゃんがビールを買いに走ってくれてバスの中で乾杯となってしまった。

帰りは吾妻線方面に出て万座鹿沢口から酒を買い込み快速電車に乗り込む。この快速はなかなか快適で、行き先はなんと新宿で乗り換えなし、渋川までは貸しきり状態だし、酒がなくなるころには停車時間もあって酒の買い足しもOKとなかなかいい気分で帰京した。(記:長南)

<<コースタイム>>
25日 リフト11:05-11:10リフト上-11:50林道終点12:10-12:50頂上直下-13:10林道-14:10ゲレンデトップ-(ゲレンデで練習)ゲレンデ下15:00-15:20テン場
26日 9:00-10:20湯ノ丸山11:00-14:00鹿沢温泉

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