那須・阿武隈川一里滝沢

2003年6月7日(土)〜8日(日)
L関・満田・長南

2003/06/07 那須:一里滝沢

今回は関さんのリーダーdebut山行である。出合の滝から躊躇せずに直登してヤル気のあるところをみせてくれる関リーダーであった。

前夜、池袋に21:30集合。車で大黒屋手前の駐車場まで入り、テントを張って軽く入山祝い。

6月7日 天気はそれほど悪くない。工事中の橋桁をくぐり林道から山道に入り、小さな尾根状から続く踏み跡を阿武隈川に下りるとそこは堰堤上の南沢と一里滝沢の出合の中間あたり。
一里滝沢はすぐ釜を持った6mの滝をかけているのが見える。沢支度をして一里滝沢に入る。
6m滝は右から関リーダーが直登。後続も続く。このあと沢はしばらくは平凡だが、この季節の美しい新緑を愛でながら心地よく進む。那須の南側と違いこのあたりは渓畔林のバランスがいいのか木々が美しい。沢沿いは木々に覆われいい気分だ。

二俣は4m堰堤上の滝のすぐ上で出合う。しばらく行くとまた二俣。両方ともに本流は左。今度の二俣は本流が4m滝で合わさる。すっきりとした少しスダレ状の滝だ。
小休止後、4m滝を左から登ると沢はしばらくゴーロになる。ゴーロが終わると埋まりかかったナメになり崩れたスノーブリッジが出はじめる。
3mほどの小さな滝をいくつか越え沢がV字状になってくると沢はスノーブリッジで埋まる。高さはそれほどないので安定したところを乗越したり潜ったりしてやり過ごすが、スノーブリッジの合間の磨かれた4m滝の先に10m弱の滝が見え、4m滝は右の細かいホールドを拾えば空身で登れそうだったが、見えた10m弱の先に大滝があることがわかっていたので、このスノーブリッジが残る核心部は右から高巻くことに。
小尾根を乗越せるところまで上がり大滝を見ながらトラバース。また小尾根を越してナメ滝と小滝の連続している最後のあたりに降りる。

この先、流れは小さくなり斜面が溶けかけの雪渓の山菜畑になる。次第に笹がかぶりはじめ、そのうちにトンネルになり、沢型が消えてヤブに突入した4-5m先が登山道だった。

登山道はあまり整備されていなくてヤブっぽい。おまけにブヨがうるさいので早々に沢を下る。
最初は潅木のヤブがうるさく先が思いやられたが、すぐにヤブは開け三本槍から流石山方面の稜線が見渡せ、膝くらいのヤブの中を沢筋に沿って下る。急斜面が落ち着くと石を引き詰めた登山道のような(少なくとも稜線の登山道よりは歩きやすい)小沢になり、小さな流れがナメの上を流れるようになると二俣にでる。

二俣の下は一面のナメになり6mのナメ滝をかけ、その先もナメ、そしてナメ滝。地形図はその辺りから等高線が詰まっている。

テン場はあまりよいところがなく、左俣をすこし入った台地にテントを張り、水が伏流になっている沢で焚き火をした。

酒も底が見えはじめたころにポツリと雨が落ちてきたので、そろそろテントに入りますか、と用意をしているうちに雨は降り出し、テントに入ってしばらくすると本降りになり土砂降りになった。そのうちに雷が鳴り出し、「おぉ、これはきっと増田さんが来たんだ」と今年は快晴男ではないかと思わせるほどの晴男を、なかなか一度定着したイメージというのは拭いがたいのか、今宵も肴にしてしまった。
ちなみに、増田さんはこの雷雨ではなく夜半過ぎの雷雨とともに甲子にやってきたらしい。

6月8日 昨日は予定通り二俣まで来れたので、今日の甲子山13時集中は余裕がある。朝から焚き火でゆっくり朝飯を食う。

左俣はゴーロになると伏流になり、水が出始め赤茶けた小さなナメになる。
左岸崩壊地を過ぎて3mほどのナメ滝を越えると白いナメに変わり、二俣はヤブっぽくなり水も枯れたら藪沢になる。

稜線にでても雰囲気は那須の南側とは違い木々が美しい。出合った木は沢の中も含めて、カエデ類、サワグルミ、トチ、ミズナラ、ブナ、ダケカンバ、コシアブラ、ホウノキ、ナナカマドと東北の山々と同じ感じだ。

甲子山にはすでに南沢パーティが来ていた。かなり早く上がったようだ。本沢パーティは交信で登山道に出たが遅れているようなので我々2パーティだけ先に下山した。(記:長南)

<コースタイム>
6/7 曇り 駐車場7:50−10:30二俣−10:45奥の二俣11:00−12:00大滝手前−12:40高巻終了点−15:10稜線15:25−16:30二俣B.P.
6/8 曇り後晴 B.P.9:20−最後の二俣10:15−10:45稜線−12:35甲子山13:20−14:20駐車場

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