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2003/06/21 南会津:栗山沢 |
当日朝発で湯西川温泉駅へ。東武電車は中高年ハイカーでいっぱいであった。
出合いは軽くナメっている。『このままナメが続いたりして・・』という私の願望に対して『それはない』ときっぱりとした口調で否定するCLとSLでありました。
その予言どうりゴーロがすぐ始まった。左岸からの崩壊が激しいみたいだった。
長南さんは山菜収集ロボットと化していた。
あまり期待できない沢だと解っての参加であったが、ところがどっこい!中流部は小さなナメ滝がいくつか連続してそこそこ楽しめた。『やっぱり、岩盤がはっている沢はガレが入っていても見せるところは見せるね〜』とのことです。どなたのお言葉かはわかりますね。
981m付近の右の沢を分けると水量がぐんと減りすでに小沢の源頭部状態。
徹夜明けの自分にとっては結構しんどかった。最後は右にショートカットしてやぶ尾根に出た。所々、赤テープがついている。こういう山が好きな人もいるのですね。人の嗜好はさまざま・・・・『藪が薄いのはうれしいけれど、根曲がりが取れないのは残念・・』というセリフをしゃべっていた人はやはりパワフルで元気がいい。山にコンスタントに行っている人は、違いますね。
反対側のフリウギにそのまま下る。二俣までそんなに長くないはずなのに、長く感じた。二俣の台地は絶好のテン場ポイント。周りには沢胡桃がいっぱいあった。
翌日はゆっくり起きて、ゆっくり出発(10:00)。
いくつか簡単に越せる滝があった程度であっという間に国道に出た(11:00)。
沢自体の評価はともかく二日とも天気に恵まれ、山もそこそこ綺麗なので楽しめた山行でした。しかし、最もよかったのは下山後立ち寄った『深山家』です。湯西川温泉に行く川戸の集落にあるのだが、鹿刺し、鹿串、熊串、が食えて十割蕎麦もナカナカ・・・すぐ脇の囲炉裏で焼いてくれる。山菜盛り合わせ、どぶろくも有ったな・・・熊串は食ってないので、是を目的にこの周辺で沢をみつけませう。(記:西)
<<コースタイム>>
21日:出合い(10:00)〜稜線(15:00)〜テン場(17:00)
22日:テン場(9:50)〜国道(11:00)