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2003/09/14 奥秩父:笛吹川東沢西のナメ沢 |
東北方面悪天候の為月例山行は中止。関東は比較的良い天気なので奥秩父の西のナメ沢に行く事にした。
前日夕方、鶏冠谷出合に幕を張る。今シーズンは雨に泣かされ寒い夜が多かったが、この日は久しぶりに快適な夜。星空に焚火。夜半からは明るい月が東の空に昇り我々の入山を祝してくれた。
不要品を鶏冠谷の出合にデポし出発。旧登山道を山ノ神付近まで辿る。東沢の水量は足首程度で非常に少ない。
左右から入る支流も水量が少なく以前来た時の印象とは全然違う。西のナメ沢の出合もチョロチョロで気が付かず行き過ぎてしまったくらいだ。
1.出合の25mスラブ滝は左のワイヤーをゴボウで登る。
2.次の20mも左のワイヤーをゴボウ。
3.30mのスラブ滝は上部の傾斜がきついので右岸の樹林を巻く。容易。
4.20mのスラブ滝は比較的傾斜は緩いがヌメっている。右のブッシュづたいに巻きぎみに登る。
*スラブ帯はここまで。出合から標高差で約150m程続くスラブだがワイヤーが汚く、全体的にヌメっていてスラブ登りを楽しむという感じではない。
5.ナメ滝、小滝が続く。
6.ガレ沢
7.樹林帯の中、ナメ滝、小滝が続く。
8.石塔尾根は所々ヤブがかかるが踏跡を拾って標高1648mの鞍部に 達し、そこから地形図にある廃道を東沢に向かって下った。
*鶏冠谷出合のデポ品を回収して下山。(記:大塚)
〈コースタイム〉
鶏冠谷出合(7:25)〜西のナメ沢出合(10:15)〜スラブ帯終了地点(11:00-11:40)〜ガレ沢出合(12:10-12:40)〜稜線(13:45-14:00)〜石塔尾根1648m鞍部(16:10)〜東沢(16:50)〜西沢渓谷入口(18:00)