飯豊・弥平四郎〜三国岳〜飯豊山(往復)

2003年11月1日(土)〜3日(月)
戸ヶ崎洋市、真理子

11月1日 早朝、車で現地に向けて出発。例によって、入山前に道草をしたので山行開始が午後の遅い時間になった。
弥平四郎の集落にはゲートがあって登山者には鍵を開けてくれる。が、ゲート脇の家の老人に頼んだところ、なかなか登山者とは信じてもらえず、疑り深いのには難渋する。備付けの登山者カードにそらで書き込んだらやっと通してもらえた。

登山道は谷の左岸を長くトラバースするが所々歩きにくい。沢登りと違って単調な登りが続き、ペースが上がらない。松平峠に着きトラバース道から尾根に乗ッ越した頃には日暮れも近かった。
薄暗い中、尾根を急登し、疣岩山からの稜線はヘッドランプ使用となった。三国小屋の大分手前から小屋の外で明かりの合図をする者があり、そのお蔭で小屋の位置がよく分かって気分的に楽だった。小屋の先客は我等を仲間と思い込んで合図を送っていたのであった。その仲間もしばらく後に小屋に合流した。ゲートのジジイの悪口で盛り上がったのは言うまでもない。

11月2日 今日も朝から天気が良い。要るものだけを持って軽荷で出発。稜線からはどっちを向いても景色が良く、気分爽快。のんびりと時間をたっぷりかけて空中散歩を楽しむ1日となった。

11月3日 予報では雨の日。が、日の出も見えてまずまずの天気。鏡山方面に足を伸ばす予定であったが、悪点の気配があり往路を戻ることとした。昨日の行動で十分満足していた。
帰りに「飯豊の湯」という新しい温泉場に寄った。なかなか良い湯であった。蕎麦どころ山都の蕎麦もそこで食した。値段は高いが味は今市だった。町中の大きな蕎麦の施設に寄ったが混んでいてそこでは食えなかった。温泉場の蕎麦の粉はここで作っていることが判った。隣町に少し入ったところであきらめきれずにもう一件寄ってみたが、もっと不味い蕎麦だった。(記:戸ヶ崎よ)

<<コースタイム>>
11月1日 弥平四郎登山口(14:20)〜松平峠(16:30)〜疣岩山(17:20)〜(18:20)三国小屋
11月2日 三国小屋(8:30)〜切合小屋(10:00)〜飯豊山小屋(12:00)〜(12:15)飯豊山(12:30)〜飯豊山小屋(13:30)〜切合小屋(14:30)〜(16:30)三国小屋
11月3日 三国小屋(8:00)〜疣岩山(9:00) 〜(9:40)松平峠〜(11:10)弥平四郎登山口

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