丹沢・中川川西沢下棚沢

2004年2月8日(日)
L西、松之舎、大塚

「沢に行きたーい」という西リーダーの突然の申し出に松之舎さんと私が乗っかり、真冬の西棚沢でも覗いてみようかという話が決まった。各人それぞれの事情で最近は雪山から遠ざかっているが、やはり二ヶ月も山から離れていると山が恋しくなるものだ。冬晴れの快晴空の下、三十代の孤独な独身男三名で沢の女神様に会いに行ってきた。

西沢沿いの登山道を歩き下棚沢の出合へ向かう。この辺りはまだ殆ど雪がない。出合からほんの僅かで下棚45mだ。スラブの美しい滝だかこの時期は水量が少なく迫力に欠ける。側壁両岸の3分の1程が氷結しているが氷の厚させいぜい5cm位で落下する水流も凍っていない。登るつもりも無く登れる筈も無いが、左壁の登攀ルートを目で追いながら「凍っていなければそれ程難しくなさそうだね」と強気の発言をする我ら。いったい誰がリードするんだろう?
出合付近まで戻り左岸の明瞭な踏跡を高巻く。下棚の上部は10m、2段8m、4mと滝が連なるがこれも氷結ぎみなのでそのまま小尾根を巻き上がり連瀑上の河原に降りる。
しばらくゴーロを進むと7mの滝と10×20mのナメ滝が現れるがこれも凍っており左岸を小さく巻く。5×10mのナメ滝は右側の氷の切れ間を慎重に這い上がり、15m程のきれいなナメを過ぎると陽のあたる河原があったのでここで昼食。
標高930mの二俣を過ぎると7mの滝だがこれは手前左岸ルンゼから巻く。この辺りからだんだん氷結の度合が増し、殆ど沢筋を歩けなくなる。上部の小滝群は沢幅5m位の流れ全体が完全氷結していたのでアイゼンを持ってくれば良かったと本気で思った。6本爪位の軽アイゼンで傾斜の緩いナメ上の氷の上をスタスタ歩いたら気持ち良いかもしれない。
これ以上沢筋を行くのは危険と判断し、早めに右岸の藪尾根に上がり畦ヶ丸南東の小ピークに詰め上がった。(記:大塚)

〈コースタイム〉
下棚沢出合(9:50)〜日向ぼっこの河原(11:00-11:15)〜標高930m二俣(11:25)〜畦ヶ丸南東ピーク(12:55)

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