南会津・横山〜神籠ヶ岳

2004年3月6日(土)〜3月7日(日)
L長南、増田、満田、関、守屋(ゼフィルス山の会)

2004/03/06 南会津:神籠ヶ岳

今回の山行は、正月明けの後生掛温泉で、偶然東京コッヘルクラブの一員としていらしていた守屋さんに再会し、その後メールでお誘いを戴いた所から始まった。南会津の中でも比較的北のはずれに位置する神籠ヶ岳は、名前は聞いてはいたもののなかなか来る機会がなく、未知の山域に興味が湧いた。

前夜22:30に東武東上線高坂駅に集合。守屋さんの車で会津野岩鉄道「塔のへつり駅」を目指す。暗い中少し迷ったが2:50に到着し、軽く飲んで仮眠。

3月6日(土) 雪のち曇り
会津下郷駅でタクシーを拾い、守屋さんの車と2台仕立てで桑取の林道終点まで入る。そこで荷物と3人を下ろし、今度は長南さんがタクシーに、守屋さんは自分の車を運転して下山地点の大内宿に車をデポしに行った。そこから二人がタクシーに乗って桑取に引き返して来て出発となった。

林道の除雪終点から雪の舞う中をしばらく歩いて728mの先の尾根から取り付く。唐松藪の急斜面に往生し、スキーを脱いで登ったりと苦労する。最初のひとしきりがんばるとあとは順調に進み、1102m付近の平場で昼食休憩とする。立岩山がよく見える。
雪は止み、強風に流される雲の切れ間から時々青空も顔を出す天気。稜線にでると強風が一段と強く顔に突き刺さる。稜線の東側に張り出した雪庇に注意しながらゆるやかなアップダウンを進む。横山手前の急斜面を登りきると、横山は地形図どおりに平らな所。そのはずれからコンパスを頼りに南東の方向に滑り降り、予定の鞍部に到着。ブナに囲まれた静かな雪原。想像していたとおりの理想的なテン場だ。

その夜は「山会席はもうやらないよ。」と言っていた言葉に反しての守屋さんの豪華な食事に一同大満足。久しぶりにご一緒する山行なのに、食当まで押し付けて悪いかなと思っていたが、やっぱり頼んでよかった。

3月7日(日) 曇りのち雪
あまりぱっとしない天気。ショートカットも話題に出たが、やはり予定通り行ってみようということで出発。まずは横山の端まで登り返し、そこから進路を北東に変えて滑り降りる。やはり南東側に張り出した雪庇に注意しながら、いくつかのアップダウンを超え、神籠ヶ岳手前の1381mピークは中腹をトラバースする。

神籠ヶ岳頂上では晴れ間も見え、眺めがよい。そこからしばらくの下りは広い緩斜面で快適に滑ることができる。しかしそれも束の間。すぐに東側に雪庇を持つやせ尾根となり、西側のブッシュの斜面をトラバース気味に下る。
1181mから進路を東北東にとり、快適ではないトラバース下降は続く。硬い雪の上に昨日降った新雪が積もり滑りにくいが、新雪がなかったらさらに怖かったかと思うので、不幸中の幸いだろうか。次第に足がパンパンになり、キックターンの途中でもバランスを崩してこけるようになり、みんなから大きく遅れをとる。再び雪が降り始めたころ、なんとか下までたどり着いた。

大内宿は昔の町並みが残ることで有名な所で、観光バスも止まり大勢のお客さんが歩いている。「高遠蕎麦」を出す店に入り、ビールで乾杯。山菜・きのこのてんぷら、漬物、そして名物のそばで下山を祝った。

最近、行程短縮の軟弱路線を歩んでいた当会の雪山メンバーにとって、久々の「予定通り山行」で皆充実感に浸っていた。終始パーティーを引っ張り、また車の運転もしていただいた守屋氏に感謝。(記:増田)

《コースタイム》
3月6日:桑取の林道終点(9:00)〜1102m付近の平場(11:35)〜稜線(12:40)〜横山(14:40)〜泊場の鞍部(15:20)
3月7日:泊場(9:00)〜神籠ヶ岳(11:50) 〜大内宿(15:00)

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