奥秩父・鶏冠谷左俣三ノ沢

2004年6月13日
L関、佐藤、増田、山口、五十嵐

2004/06/22 奥秩父:鶏冠三ノ沢

西沢渓谷についたころから雨が降り出した。ぬれないよう橋の下にパワーショベルと並べてテントを2張りはる。食べきれないほどのつまみで豪勢な宴会をして就寝。
雨は夜のうちにあがり予定通り出発。白いガードレールは木のてすりに変わり、山道から遊歩道になっていた。

東沢の水量は平水に比べると多いが、特に問題なし。魚止めの滝は水量が多く見ごたえがある。右からの巻き道は取り付きがくずれたようで以前よりむずかしくなってしまったようだ。案の上、逆くの字の滝も水量が多く、足場が見えなくなっていて水流に引き込まれてしまいそうで、思わず巻き道を探す。ここを巻くのはかなりむずかしそうだ。結局、最近めきめき実力をつけている関さんががんばり、後続はザイルをたよりに無事通過する。二俣で休憩。若者2人パーティに追いつかれたが、やはり二俣で休憩するようなので、適当なところで抜いてもらうことにし先に出発する。
一ノ沢出合の滝25mは左岸の巻き道を使ってまき、その上の8mナメ滝は右をへつりぎみにのぼり水流の真ん中にでるが、なんとなくすべりそうで慎重にのぼった。ここで若者の1人が右から大胆に真ん中にでたところ滑った。上手く体制をとれたので8m滝をすべったところで止まったが、そこで止まれなければ25m滝に吸い込まれ命はなかったであろう。状況がよくわかっていないのか、もう一人に大丈夫と合図を送り、休む様子さえもないので先に行っていただいた。
三ノ沢に入ると2mくらいの段でナメが続いている。見晴らしのよいところでお昼にする。ずっとナメが続く。青空も見えてきた。かつて会で取材をかねて登ったときに、新人さんが三ノ沢パーティに入り、新人さんが歩けず他のメンバーがずっとアンザイレンしていたということがあったのだが、ようやくたいへんさが実感できた。
稜線に出てから鶏冠山まで約30分。鶏冠尾根はルートがところどころ変わったように感じたが、忘れただけかな?しんどさは相変わらずでした。(記:五十嵐)

<コースタイム>
出発7:20〜鶏冠谷出合7:55-8:05〜逆くの字の滝上10:00〜二俣10:25-50〜三ノ沢出合11:45〜休12:05-35〜休13:20-40〜稜線14:15〜鶏冠山14:45-15:00〜チンネ下16:35-50〜出合17:40

Pocket
[`evernote` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください