2004年6月19日(土)〜21(月)
L大塚、関、山口
計画では二泊三日の日程で葛根田川の北ノ又沢から大深沢の関東沢を下降し、本流の東ノ又沢へと繋ぐ予定だったが、悪天候の為、葛根田川のみの溯行となった。
[6月19日/雨時々曇り]
雫石からタクシーにで滝ノ上温泉まで入る。地熱発電所を過ぎ、黒滝沢出合先から本流に降りる。
今日一日はもってくれと願った天気が早めに崩れ、残念ながら雨の中の溯行となるが、雨に煙り、静かに悠々と流れる葛根田川は、懐深い豊かな山中に身を置く喜びを十分に味合わせてくれた。
沢登りとしてはやや単調なきらいもあるが、何の気負いも無くのんびり溯行できる所がこの谷の良さだろう。お函、大滝が良いアクセントとなり飽きる事はない。
滝ノ又沢出合左岸の平坦な砂地で幕営。夜は雨も止み焚火を囲んで山の幸の宴。
[6月20日/雨]
滝ノ又沢出合先の一つ目の右岸支流に入る。この沢はナメが多く良い沢だが、雨が本降りのため増水し、流れが濁ってしまったのが残念。源流部の15mの滝と2段7mの滝は右岸を巻き、大場谷地の湿原にツメ上がる。
八瀬森山荘泊。
[6月21日/晴れ]
大深岳に登り、松川温泉に下山。(記:大塚)
<コースタイム>
[6/19]地熱発電所(9:05)〜黒滝沢出合先(9:45)〜大石沢出合(11:45-13:45)〜中ノ又沢出合(14:30)〜滝ノ又沢出合(16:15)
[6/20]滝ノ又沢出合(8:00)〜標高980m二俣(9:10)〜八瀬森山荘(11:40)
[6/21]八瀬森山荘(6:30)〜松川温泉(11:55)