谷川・大源太北沢

2004年6月20日(日)
L増田、戸ヶ崎

夏合宿までもう2ヶ月を切っているというのに泊まりの山行が成立しない。少々焦り気味だ。今回は代案として出していた大源太北沢に、同じく焦り気味のとがちゃんと前夜発日帰りで行って来た。山菜採りの前日にちょっと行く沢というイメージが強く軽く見ていたのだが、滝登りが多くそれなりに歯ごたえのある沢だった。

前夜は戸ヶ崎号で越後中里駅に泊まる。雨が降っている。明日はどうなるか。
翌朝雨は上がっていた。林道奥の大源太山登山口に車を止めて出発。登山道が左岸から右岸へ沢を横断する所から入渓。歩き始めはゴーロ帯で面白くない。しかもなぜか足が重い。寝不足のせいかな。汗ばかり出て息が切れる。
七つ小屋裏沢を分けるとゴルジュ状になり、両岸圧縮され狭くなった沢床に釜を持つ小滝が連続し楽しませてくれる。ゴルジュを抜けた所にスノウブロックがあり、その脇に独活を発見。今回の山行の目的は合宿へ向けての体作りにあるが、もうひとつ、残雪のほとりの山菜にも期待を寄せていた。
七ツ小屋沢の出合は三俣になっていて雪渓が残っていた。雪渓の下をくぐり、左から合わさっている北沢の15m滝に取り付く。下段はぬめりのある斜瀑をフリクションで登り、上段は空身・荷揚げ方式をとった。滝上から見ると向かい側の七つ小屋沢の20m滝は難しそうに見える。
ここから上は滝また滝の連続で息つく暇もない。と言いたいところだが、随所に独活とうるいがあり、息をついてばっかりでなかなか捗らない。まさに道草を食うとはこういうことを言うのだろうか。
1250mの二俣には最後の雪渓が残っていた。鞍部に出るには右俣だが水がなくボサっぽい。そこで水流のある左を行くこととする。水はすぐに涸れスラブ状〜涸れ滝の連続となる。脇のブッシュに手がかりを求める所もあるが、ほとんどは直登可能。息を荒げながらも急激に高度を稼ぐ。天気は完全に回復し、青空に山の緑と滝の白い岩盤が映えて美しい。美しいが暑い。最後はスラブと草のミックスとなり、右寄りにルートをとって登山道にひょっこり飛び出した。
そこから大源太山までは一息で、山頂で大休止とする。東方対岸に登川を挟んで大烏帽子山〜檜倉山〜柄沢山〜巻機山の稜線が見える。その向こうが利根川だ。下山は急な登山道を下り、熱中症になる直前に入渓点に到着した。
独活の若芽はてんぷらで、うるいはてんぷら、おひたし、味噌汁の具でおいしくいただいた。うるいの大きく開いた葉っぱは炒め物でいいという話を聞いていたので試してみたがこれはちょっとえぐ味がある。いたどりの新芽(赤い小指大のもの)がてんぷらでおいしいととがちゃんに言われ3本ほど試してみたら、なるほど結構いける。またレパートリーが増えた。

《コースタイム》
出合(7:40)〜入渓点(8:05〜8:20)〜七ツ小屋裏沢出合(8:45)〜1250m付近二俣(12:00〜12:35)〜稜線(14:15)〜大源太山(14:30〜14:45)〜入渓点(16:15)

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