谷川・魚野川万太郎谷大ベタテ沢

2004年8月29日(日)
L佐藤、山口、関

2004/08/29 谷川:大ベタテ沢

この週末は二口を計画していたが、悪天により中止。お天気が良さそうなのはもっと北か新潟。そこで佐藤さんの手持ちの承認済みの中から大ベタテ沢に変更。この日は台風の影響の為か、風の強い一日だった。

8月29日(日)曇り
日帰りで充分な沢らしいが、宴会の為に前日発。関越トンネルを抜けた時は夕焼け空だったが、朝の天気は曇りだった。万太郎谷の林道終点まで入り、準備をする。電車で来た3人パーティが入渓して行った。踏跡の様子から、どうやらそのパーティも大ベタテ沢だったらしい。大ベタテ沢出合までは、万太郎谷下流のきれいなナメの部分を通過するが、私は8月頭に本谷に行っていて今年2回目(昨年、井戸小屋沢に行っているので通算3回目)だし、夏合宿の後だし、前回ほどの感動はなかった。
大ベタテ沢出合は『えっ?ホントにこれ?』と心配になってしまう程、水量が少ない。大ベタテ沢に入ってからも、初めのうちは倒木流木が多く、藪がかぶっていて『ハズレの沢だったのかなぁ?』と不安がよぎるが、しばらく行くとナメが出てきて安心する。程なく二俣。少ない水量が、ここでさらに細くなる。傾斜のあるナメ滝というかスラブ滝というか、そんなのをいくつか越えて行くと、垂直の滝が出てくる。直登は無理。左右どちらからも行けそうだ。我々は右から小さく巻く。次も低いが直登不可。これまた右から小さく巻き、草付き急斜面をお助け紐で降りる。3段目も右。4段目は右の潅木帯から途中で沢床に降り、右のブッシュを頼りに登る。この連瀑のあと、いくつか滝が出てきて、3段25m滝が現れる。下からちらちらと見えていたスラブ滝。中段までは行けそうである。水流が少ないので、右も左も良く乾いているが左のほうが傾斜が緩そうなので左から取り付く。フリクションはよく効くが、ホールドが細かく高さもあるので、念のためザイルをフィックスする。その先は、初めの1、2歩がちょっと気になるが、それを上がってしまえば、後は左のブッシュを頼りに行けそうだ。佐藤さんに「ランニングいっぱいとっていいから」と言われ、3箇所とって2段目を上がる。3段目はやはり左。初めの草付きを上がれば傾斜も緩くなるしブッシュもある。またしても初めの一歩がいやらしい。高さが無ければ思い切って行けそうだが、この高さじゃぁちょっと…。ここもザイルを引いていく。この後は登れるスラブ滝と言うかナメ滝と言うかどこで切っていいのか、どんどん高度を上げていく。そして奥の二俣。右も左も明るく開けている。若干、左のほうが緩やかそうなので左へ。草とドロの混じったスラブ帯とでも言うのか、登って行くと、沢型が終わり藪の中へ。稜線までは時間にして15〜20分くらいだったと思うが、急斜面なのでとても疲れた。昨年、井戸小屋沢に行った時は、下山の吾策新道がぐちゃぐちゃぬるぬるで、あまりよくない道であったが、今回は悪い所もなく1時間かからずに車まで戻れた。
今回、転戦の結果大ベタテ沢になったが、短くても、水量は少なくても、やっぱりあのスラブは谷川の渓相。なかなか楽しめた。コケが多くて「ぬるぬる」がちょっと気になったが。
ガイドブックには「初級の沢」と紹介されているようだが、初級と言ってしまうにはちょっと『?』がつく。技術的には難しくはないかもしれないが(私が登れるくらいだから)、高度感があるし、わりとホールドが細かいし、「初心者がいなくて良かったね」と佐藤さんが言っていた。日帰り谷川周辺スラブ登りを楽しむなら、白毛門沢の方がお勧めです。( 記:関 )

<コースタイム>
入渓点(8:00)〜大ベタテ沢出合(8:40〜8:45)〜二俣(9:10〜9:25)〜連瀑上(10:20〜10:45)〜奥の二俣(13:00〜13:10)〜稜線(14:00〜14:10)〜入渓点(15:00)

<1/25,000地形図>
茂倉岳

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