八幡平・玉川大深沢関東沢左俣〜松川北ノ又川赤川支流下降


2005/06/25 八幡平:大深沢関東沢

2005年6月25日(土)〜26日(日)
L佐藤・長南・関

25日 曇時々晴
堰堤までは左岸につけられた道を行く。堰堤上からの大深沢は広い河原が続き炎天下では歩きたくないところだ。幸い今日は曇り。やっと両岸が迫ってくると木々の美しさに気がまぎれる。

ソヤノ沢を合わせるとゴルジュになる。水量は多め。渡渉は腰上になる。巻くと懸垂になると何度も来ている佐藤さんの言葉に従い泳ぐ覚悟で突破していく。ヤセノ沢手前のゴルジュでは渡渉できず佐藤さんはザックを置いて対岸に飛び移るが、面倒なのでワンポイントで泳ぎ対岸にあがる。ここを越えるとヤセノ沢まで河原になる。恐らく今週はじめにここへ来た大塚さんは増水で先ほどのゴルジュを越えられずビバークしたのだろう、ゴルジュを越えた砂地には大塚さんの5.10ステルスの足跡が残っていた。

ヤセノ沢を越えた地形図にある滝マークは大滝ではなく大滝はその少し上流の滝らしい(佐藤さんによると)。地形図滝マークは問題なし。大滝は下段8m上段5mといったところか。上段をナイアガラとかいうらしいが、へぇ〜といった程度である。
大滝を越えると沢は開け再び河原になる。あまりにも河原歩きが多くて距離感が狂い勝ち。障子倉沢を過ぎると程なく本流との出合。手前はテン場適地が広がる。ここでは明日辛いので関東沢に入りひとつ上の右俣との出合手前左岸にて幕。

河原歩きが長く距離を歩いたのでみな疲れたようだ。ブナの焚き火をゆっくり燃やし関さんが次々出してくれる料理に舌鼓を打って寛ぐ。
残念ながら関さんが作り終わり落ち着いて飲みはじめた頃にポツポツと雨。濡れるのも嫌なのでテントの中で少し飲み寝る。

26日 曇時々雨
佐藤さんが早い。4時頃から起きたようで5時には起こされてしまった。相当登山道の登りを警戒しているようだ。
のんびり山行にしては異例の7時前の出発。八瀬森山荘にあがる右俣を分け左俣に入る。小滝を越えると10m滝。一直線の落ち口を見ているとこの上はナメの予感。左の枝沢から巻くと果たしてナメが続いていた。斜瀑、堰堤上の滝を交え、ナメで左沢をわけても大筋でナメが延々と続く。この辺りまで上がっても水量が多いのでナメも美しい。
登山道と平行になったころを見計らって枝沢から登山道を目指すが笹薮につかまる。いつもならやれやれと思うところだが、季節柄タケノコ採りと楽しい藪漕ぎで時折方向を修正しながら登山道に出た。沢は藪っぽいだろうがそのまま詰めて1350mあたりの湿原にでるのも面白いかもしれない。
最後まで水量も多くナメもテン場適地も多く、また紅葉のころか山菜のころにでも来てみたいところだ。

あとは登山道を大深山荘まで登り裏の赤沢の支流を下る。危なげのない雪渓にほぼ埋まっていて1時間かからずに樹海ラインまで下降する。
後生掛温泉にいた佐藤さんの釣りクラブの人たちが車で迎えにきてくださって(なんと冷えたビールまで用意して!!)極楽状態で松川温泉に立ち寄って盛岡から新幹線で帰京した。
まったく楽をするルートを考えさせたら右に出る者のいない佐藤さんであった。(記:長南)

<コースタイム>
25日 見張小屋7:35-8:40ソヤノ沢−10:10ヤセノ沢−11:00大滝11:50−12:45障子倉沢13:45−14:10本流出合−16:45二俣BP
26日 BP6:50−8:15奥の二俣850-10:05登山道−12:10大深山荘12:50−13:45樹海ライン

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