奥秩父・笛吹川鶏冠谷左俣

2005年8月14日(日)
L佐藤、関、山口

一年前に、左俣三ノ沢に行ったときのことを思いだした。左俣本流は、ナメや滝の規模など、三ノ沢に近い印象。大雨つづきの不安定な天候で増水を心配したが、以外に水量は落ち着いていて、下山までほとんど降られることもなく、「もうけた」感じの山行だった。

くの字の滝で、初・リードを体験。一夏のよい思い出になったが、沢中よりも、むしろ見事なまでにガレガレだった詰めと、とんがった鶏冠尾根が印象に残った。

8月14日(日) 曇りときどき晴れと雨
前夜、幕をはった西沢渓谷バス停を上がった林道では、朝、2パーティーに会ったが、悪天が続いたためか、お盆休みのわりに、人は少ない。
8M魚止めの滝は右から巻く。さすが人気の沢だけあって、しっかりと巻き道がついている。次の飯盛沢手前の4Mの滝は、水流中を登る。暑いくらいだったので、シャワーも心地よいくらいだ。スラブ状80Mの滝で奥飯盛沢が出合った後は、沢が開けてナメが見られるようになる。3段15Mのナメ滝は、一段目は右から巻き気味に越し、一端左へ移ってから二段目、三段目を右へ斜上しつつ越えた。16Mくの字の滝で、初・リード。下部の最初の支点が見つからず、時間を取ってしまった。登り終えてからも、またビレイ支点が見つけられず、しばしウロウロ。ほんと、あせっているといろんなものを見落としてしまうのだと実感した。二俣手前の4段13Mのナメ滝は、たおやかな感じで美しい。二俣を越えてからは、両岸が迫り、次々と高いところから滝が落ちてくる。沢は一端開けるが、三の沢を越えると、100Mほどのナメが続き、両岸がふたたび立ってくる。四の沢を越すと、いよいよ沢は狭くなり、CSの後、10Mの滝を越えると水が涸れ、行く手に急勾配のガレが広がる。休憩しながら1時間ほどガレを登っていくと、スラブとなったので、左の小さな沢型に逃げる。沢型を10分、最後は樹林を5分で尾根道に出た。
思いがけず、稜線では晴れ間がのぞき、登ってきた鶏冠沢や釜の沢がよく見えた。暑い中、遠くに聞こえる雷鳴に、ちょっとびびりながら、鶏冠尾根を下山した。(記:山口)

<コースタイム>
西沢渓谷駐車場6:30〜鶏冠谷出合7:00〜二俣10:00〜詰め手前12:00〜尾根道13:30〜鶏冠山山頂14:30〜西沢渓谷駐車場18:00

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