谷川・湯檜曽川高倉沢右俣

2005年9月11日(日)
L関、立田

 朝からの雨、あめ、あめ…。一旦は中止にしようと、荷物をしまい込むも、やはり、ここまできたからにはっ、てことで雨の中の山行となりました。

ちなみに、土合駅、夜にホームをのぞくと、陰圧になってるのか風がトンネルのなかに吹き込み、階下は遙かかなた、ちょっとした肝試しの様相を呈しておりました。

 5時半前に起床し、空を眺めるもあいにくの雨模様。悩んでいるうちに時間は経ち、6時半過ぎ、行くことを決め、準備にとりかかる。
 7:20、土合駅を出て入渓地点まで歩く。7:45、本流を渡渉する。増水のためなかなかの迫力。入渓して間もなく、5,6人のパーティーとぶつかる。間をあけるため、のんびり進むことにする。ひらけた綺麗な沢のようですが、残念ながら雨で、明るい沢、とは感じませんでした。
 15mの滝には左側にロープが下がっており、別のパーティーがそれを使い左を巻いてるのを眺め、関さんは、滝の左側を登ることにしたよう。私は、このロープを使って巻いた方がいいのかな?って考えてると、関さんが「立田さんも、登りたいよね?ザイル出してあげる」と。すかさずうなずく私。
 2俣を右に進み、しばらく行くと、4mのトイ状の滝が現れる。増水のためかなり水量があり、まず、関さんが登ってザイルを出してくれる。私は、初めの一歩に手間取るも、ずぶ濡れになりながらなんとか登り切る。次ぎにすぐ現れる滝は、右側をまく。2俣まで行き、雨の中小休憩。
 左の沢を登りはじめるとナメが続き、1:1の沢で右に入りると、スラブが現れる。下から見上げるときはわからないが、登りはじめると、先に登りザイルを出してくれた関さんは遙か上。こんなに続いていたんだ、と驚く。「確かに、40mくらいはあるかもね?。ザイルぎりぎりだったよ」と関さん。
 その後は、幅の狭いスラブが続き、一つ一つ慎重に登りながら標高を上げていき、やぶ漕ぎを20〜30分程度で、13:30、登山道に出る。
 13:40、下山開始。天神平を経由し、新しくなるため試験運転中のロープウエイを「のせてくれたっていいじゃん。ケチっ」と恨めしく眺め、下山する。土合駅に15:30着。(記:立田)
 

<コースタイム>
7:20土合駅発〜7:45湯檜曽川本流渡渉〜12:30〜4540mスラブ後休憩〜13:30登山道到着、13:40下山開始〜15:30土合駅

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