谷川・湯檜曽川ゼニイレ沢

2005年10月1日(土)
L 長南、佐藤、増田、立田、古市

今春の転勤に伴い、思うように山行も儘ならず、計画をしたものは地震で電車がストップし断念、又、雨のため中止と、本当に久々の山行である。

前夜発のため、池袋芸劇前22:00集合。ステーション・ビバークの地、上牧駅に向かう。例によって、軽く飲食し1:00過ぎ就寝。ベンチの上で全員が寝られ、静かで快適な場所であった。
起床は6:00。白毛門登山口駐車場へと向かう。すでに10台前後の車が止まっていた。食事やら身支度を整えている間にも何台か到着していた。土合橋を渡り、湯檜曽川沿いの林道を行く。しばらくすると松ノ木沢の出合に小屋が見えた。そのまま、林道を行くとまもなくゼニイレ沢の出合に着いた。ここで暫し休憩。長南さんがブナの実を取ってきた。今年は豊作なのだろうか? と、男女のペアがやって来た。彼らもゼニイレ沢とのこと。
入渓直後よりゴーロ状態の登りが続く。寝不足のうえ、どうも二日酔いらしくしんどい。休んでは対岸の「一の倉沢」を眺め、また休んでは眺めして、どうにか二俣に着く。ザックを下ろしての休憩をとる。右俣に入りしばらくゴーロが続くが、やがてナメ滝が現れる。スラブ状で延々と続く。高度感が増して来る。滑るのが怖く、思わず手を突いてしまう。「西ゼン」のスラブも有名だが、もっと幅広とのこと。いつの日か行ってみたいものだ。
抜きつ抜かれつしていた2人パーティのリーダーが「オーィ」と連呼している。「どうしたのだろう?」と思っていたが、どうも巻きの最中に、はぐれてしまったらしい。このようなことが起こらないように行動するのが一番だが、「起こってしまったとき、リーダーとしてどのように対応すればよいのだろうか」と考えさせられた。が、まもなく?返答があり、我々も一安心して遡行を続けた。やっと滝らしい滝が現れた。4m程あるが、中ほどに細々と水が流れているばかりである。左から巻いて行く。と、2mの滝が現れた。その後は、ナメ滝が三俣まで続いた。ここで昼食休憩とする。私は体調が未だ優れず、水分補給とゼリーを取るのみの状態。二人パーティが登って来、左俣に入って行った。
11:50昼食休憩を終え、中俣へ入る。沢は細くなり両脇からボサもかぶってくる。と、そのとき緊迫した“落石!”の声。一抱えもありそうな岩が落ちてきた。とっさに右によけ事無きを得たが、恐ろしいことこの上なかった。さらに登って行くと草付きが現れた。足元がスベリ、つい腕を頼りに登ってしまう。目の前に2m程の岩壁が。奥の方を増田さんにお助け紐を出して貰って登る。さらに、その上のちょっと厭らしい所に佐藤さんが念のため、お助け紐を垂らしてくれていた。と又、今度は7~8mもある岩壁が眼前に現れた。右から登ることにしたが、登り口が被り気味なので長南さんがリードし、確保してもらって登った。右足一本に体重を移動する場面があるのだが、そして足場は確りしており大丈夫と頭では判っているのだが、やはり怖かった。ここを越せば直ぐに登山道だろうと思いきや、そこから笹や石楠花の藪こぎが始まった。中々大変で、石楠花に遮られ段々下へといってしまう。佐藤さんに「降りて行かぬように」と言われつつも、何とか登山道に辿り着いた。この藪こぎで立田さんはコンタクトレンズを、それも調整済みのを無くしてしまったそうで、お気の毒なことであった。
しばらく休憩をし下山にかかる。ジジ岩・ババ岩、白毛門の大滝、東黒沢の鼻毛の滝を左に見ながら駐車場へと降り着いた。身支度をして、上牧へと向かい、「風和の湯」で汗を流しさっぱりとして帰路に着いた。(記:古市)

<コースタイム>
白毛門登山口駐車場(7:17) ~ 松ノ木沢出合 (7:39) ~ ゼニイレ沢出合 (8:04~8:25)~ 二俣 (8:50 ~ 9:00) ~ 三俣 (11:09~11:50) ~ 登山道 (13:24 ~ 13:50) ~ 松ノ木沢の頭 (14:02) ~ 白毛門登山口駐車場 (15:22)

<1/25,000地形図>
茂倉岳

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