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2005/10/22 大源太:クロガネ沢 |
クロガネ沢は普段なら、わざわざ登るために行くような沢ではないらしく、きのこを探しながら、きのこ親睦山行のついでに登ってみようとということで計画されたもののようです。
今年は、どうやらナラタケが豊作のようで(ただ単に時期が適していたともいえるようですが)、みつかるきのこは、ナラタケ、ナラタケ、ナラタケ…。おかげで『ナラタケ』は覚えることができました。次は、きのこのヒーロー『なめこ』を覚えたいです。でも、なめこ、あまりに市販のものと違ってびっくりでした。
金曜の夜22時に池袋芸術劇場前集合。神戸での学会を早めに切り上げ、沢に参加すべく、お昼過ぎの新幹線にて東京に戻る。もちろん、こそ~とである。
中里駅に1時前に着き、軽く宴会後2時頃就寝。お天気が心配だったが、朝起床すると、やはり、空はどよ~んとしていてイヤな感じ。でも、とりあえず行くことを決め、大源太のいつもテン場にむかい、荷物を降ろし、沢の準備にとりかかる。
ヤブの中から、長南さんの「おぉ~っ」という声。どれどれと見に行くと、私と関さんも「おぉ~」。私は始めて見た、食せるキノコ、ナラタケ君(去年のきのこ山行では、生えてる生きのこを見ることは叶わなかったので)。おもわず記念に携帯で、カシャリ。絵的にきれいなナラタケ君画像が撮れました。
そんなこんなで、準備も終わり、佐藤さん、関さん、私はクロガネ沢へとむかう。クロガネ沢の入渓地点には工事が入っており、工事のおじさんに頼み、越えさせてもらう。9:15入渓。クロガネ沢右俣と左沢が出合っているところを右俣にはいると、すぐ、8mの滝がある。左側を高巻き、すすむと、今度は2m,3mの2段の滝が現れ、これも左側を巻くことにする。巻くとすぐ2俣になり、左側を進む。この後のクロガネ沢は特筆すべき点は少なくなる。しばらく行くと、また2俣に別れるので左側を進む。4m程度の滝を3つ越えると、12:20-50お昼休憩。大源太周辺の色づいた樹々を眺めつつ昼食。この辺りから一旦やんでいた雨が、また、降り始める。その時、関さんが「立田さん、イヤなこと言っていい?」と。思わず何を言われるのだろうとドキドキしていると「なんかさぁ~、立田さんと山行来る時って、いつも雨な気がするんだけど…」。関さん、あんまりです。濡れ衣です。でも、確かに、中止になるほどではないけど雨降りの中登ってることが多い気が…。た・だ・し、関さんと一緒の時ばかり、です。えぇ、それ以上は言いません。
休憩を終え、どんどん登って行き、右側に流れている滝を眺めつつ左側に進むと、8mの滝が現れる。これは、ちょっとだけシャワークライミングをして、その後も、どんどん登り、13:40本流が右手に伸びていくのにサヨナラをして、私たちは左側へ進む。しばらく進んだところで、尾根にでるべく、ヤブ漕ぎ。ヤブ漕ぎ20分程度で14:00に尾根到着。一息つき、尾根を登ってきた方とは逆側に下り(これを「のっこす」と言うのかな?)、10分程度でクロガネ沢左俣へ降りる。クロガネ沢左俣下降。クロガネ沢左俣を下降する頃には、雨はすっかり本降りに。どしゃ降りの中下降。クロガネ沢左俣については、特筆すべきことはないので省略。
どしゃ降りの中、下降を終え、きのこパーティと合流。あめふりの中、タープの下で、雨音を聞きながらのたき火、きのこ料理、宴会、となりました。(記:立田)
<コースタイム>
入渓9:15~休憩12:20-50遡行開始~本流にさよなら13:40~尾根14:00