北八ヶ岳・ロープウェイ山頂駅〜縞枯山〜麦草峠〜白駒池〜中山峠〜渋の湯

2006年2月4日(土)〜5日(日)
L関、立田、五十嵐

2006/02/04 八ヶ岳:北八ヶ岳

朝一番の特急あずさで茅野へ。とても空いているので、びっくり。茅野駅からロープウェイまでバスであがる。冬山の身支度をしながらロープウェイが空くのを待つが、ずっと人が並んだ状態だった。

ようやく上がったと思ったら、スキー客だけでなく、散策登山者がたくさんいて夏山のよう。一歩踏み出したらずぶずぶ・・わかんをはくことにする。なんとか出発。と思ったら、わかんがゆるみ直す。・・冬山は支度に時間がかかることを思い出した。そうそう訓練を除くと、何年ぶりだろう。長い月日だった。日頃の運動不足と気温が低いため、平坦な道もフーフー言いながら歩く。道はトレースがついているのにラッセルしているくらい疲れるのは、年のせい?!縞枯山まで1時間、休憩で輪かんをはずす。輪かんはなくても歩けたようだ。茶臼山まで1時間、樹林帯の尾根道を歩く。天気はとてもよく茶臼山の展望台からのながめはとてもすばらしい。やっぱり冬は山がきれいだ。ここから麦草峠まで1時間。麦草峠の手前で睡眠不足のせいかへばって迷惑をかけてしまう。(いつものことながら、すみません・・・。)麦草峠ではスノーシューで遊んでいる人がたくさんいて、山なのに荷物を背負って歩いている私たちの方が異色な感じがする。白駒池まで車道に出ないでトラバースする夏道は唯一輪かんが必要で再び輪かんをつける。初の冬山ながらスタスタ歩く立田さんの後姿を追いかけながら、気力を振り絞って(本当だよ)なんとか青苔荘まで歩いた。案の状、テントは私たちだけで、あたたかいストーブの燃える小屋を見ながら、非力な女3人でテントを張るのはつらかった。(ポールをハトメに止められない!かよわい私たち〜)水を白駒池からくみ上げ、テントに入ってくつろいだ時は、真っ暗になっていた。
翌日も晴天。高見石までの登りはゆるやかだ。リーダー関さんが心配してくれてありがたい。(そうそう、年よりはいたわろう)高見石に登ると風景画のような景色が広がっていた。ここからが今日のつらい長い登り。傾斜はそれほどでもないのだが、樹林帯なので展望はない。のぼりきるとゆるやかな尾根になり視界が開ける。こうなると気分は180度違う。中山からは天狗岳がかっこいい!ここから中山峠までは東側が切れ落ちていて、樹林帯ながら展望がよく、とても楽しい下りになった。黒百合ヒュッテで向かいの斜面にのぼりシリセードを楽しむ。渋の湯までは雪道のため約1時間で下山できた。
ようやく冬山に行けるようになったが、体力不足でご迷惑をおかけしました。関さん立田さんありがとうございました。やはり、寒いのはつらいです。次は冬山だけど温泉付きのあったまる、ゆったり山行に行きたい〜。(記:五十嵐)

<コースタイム>
4日 ロープウェイ山頂駅12:35〜縞枯山13:40〜休13:55-14:10〜茶臼山14:45-15:00〜麦草峠15:50-16:00〜白駒池17:20
5日 出発9:00〜高見石9:55-10:05〜中山手前休11:15-30〜黒百合ヒュッテ12:35-13:00〜渋の湯14:00

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