雪山レスキュー訓練:上越・土樽駅対岸

2006年2月11日(土)~12日(日)
(担当)増田、(担当)関、長南、戸ヶ崎、立田、五十嵐(2日目)

2006/02/11 雪山レスキュー2006:土樽周辺

今年は「平成18年豪雪」と命名されたぐらいの大雪。いつもの場所では暮れから年始に掛けて雪崩が多発している。果たして無事にメニューをこなせるのだろうか。

2月11日(土)曇り
魚野川に架かる橋を渡ると除雪された雪の壁はいつもの倍くらいはありそうな高さ。後で測ったのだが積雪量は4.5m以上。登るのに一苦労する。魚野川右岸の林道を早稲田大学の小屋のほうへ進むが、途中の沢で大規模な雪崩跡。雪崩は魚野川を埋め尽くして対岸(左岸側)にまで及んでいる。新聞で「県道の電柱7本をなぎ倒して辺り一帯が停電」とあったが、なるほど対岸の電柱がその部分だけ間隔が飛んでいる。
さらに奥へ進み早稲田大学の小屋のあたりまで行くと、いつもの訓練場所には生々しいデブリがある。これはだめだと判断し、戻って橋を渡った正面あたりを訓練場所にする。
新品の大型テントを張り終え訓練準備をしていると、警察が来て注意される。「そこは雪崩多発地帯なので、橋よりも上流側に移動しなさい。」とのこと。雪崩が多発していることは百も承知。雪の締まり具合と地形・植生などを総合的に判断して危険性は少ないと踏んだのだが。しかも、沢筋を避けるなど山の地形を目安にしての移動指示ならまだしも、「橋より上流」という理由のわからない基準に釈然としないながらも、面倒を避けるため移動を決める。上流の樹林帯の中にテントを張りなおした。
訓練メニューは、①雪面観察、②ゾンデ棒による人体の感触確認、③埋没体験、④弱層テスト(ハンドテスト)、⑤ビーコンによる捜索訓練。予定通りにこなし今日の訓練は終了。
いつもの三人に初参加の立田さん、テント泊まりは久しぶりのトガちゃんを加えて夜の宴会は盛り上がった。みんながいろいろなつまみを出してくれるので、なかなか食当のメニューにまでたどり着かない。大型テントは広くて快適だ。入口に足を向けて5人が扇型に寝た。夜から雪が降り始めた。

2月12日(日)雪
雪は一晩で30cmほど積もり、朝になってもまだ振り続けている。大型テントは図体が大きいだけに雪が積もりやすく、大雪の時には向かないようだ。
五十嵐さんが来るのは10時過ぎと思っていたが、なかなか姿を現さない。携帯電話で連絡を取ってみると、なんと彼女は8時38分土樽着の電車で来て、すでに当初予定の訓練場所辺りを歩き回っていた。気合が入っている。五十嵐さんを加えて訓練開始。
本日のメニューは⑥搬送法。関さんが都岳連の講習で習ってきた技術を皆でやってみる。前もって例会のときにやっていたため、比較的スムーズにいった。数メートル移動させるのも大変な労力だ。
その後、五十嵐さん用にビーコン捜索、雪面観察などをひととおりおさらいし、訓練終了。
今年は十分すぎるくらいの雪に恵まれ、予定していた訓練メニューはすべてこなし、まずまずではなかったかと思う。(記:増田)

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