奥利根・宝川〜布引山〜ナルミズ沢下降〜丸山乗越〜東黒沢下降

2006年3月11日(土)〜12日(日)
L増田・長南・関

2006/03/11 奥利根:布引山

雨ヶ立から布引山、ナルミズ沢、丸山乗越と前々から訪れてみたかったところが盛りだくさんのルートだ。このルートのひとつのポイントとなる布引山からナルミズ沢への下降ルートは、リーダーが2004年に西メーグリから板幽沢を下降したときに偵察済み。沢から偵察したルートを山スキーで訪れるというリーダー拘りの計画だ。

丸山乗越までは快適で絶品ルートであったが、昔からルートになっている東黒沢は危険な箇所が多々あった。

土曜の朝、水上からタクシーで宝川温泉へ。除雪は宝川温泉の裏あたりまででそこからスキーを履いて林道を行く。天気がよくスノーハイク気分で林道を行くが、林道の急斜面は雪崩れそうで慎重になる。途中、一箇所トンネルがあるが、上のほうにポッカリ開いた穴からスキーを担いで潜り込んで抜ける。2時間ほどかけて板幽沢出合に着。
昼飯を食って、なだらかな植林帯を雨ヶ立からの尾根が大きく分岐する1350m付近をめざす。植林帯がまばらになると展望のいい雪原になり気分がよい。天気がよく見通しもいいので、取り付けそうな板幽沢の枝沢の左岸の小さな尾根から1350m付近の分岐よりも西の1430m付近にあがる。
雨ヶ立から布引山の稜線は展望がよく、真っ白な奥利根方面の山々を恍惚としてしばし眺める。
布引山へ向かう途中でトラバース気味に板幽沢右岸の尾根に乗り、ナルミズ左岸の支流へと滑り込む。沢が急になる1450m付近で沢から離れたブナ林にテントを張り、ナルミズの源頭部を眺めながらビールで乾杯する。

12日。天気は下り坂の予報だが朝はまだ崩れる気配はない。朝のガリガリの沢をほとんど横滑りでナルミズ本流まで滑る。
雪に埋まったナルミズ沢は広く傾斜も緩いので快適だ。一箇所1300m付近の屈曲部の滝が出ていたが、左岸の緩い斜面からトラバースすると崖の上に出てしまい、戻って右岸からトラバースする。スピードはそれほど出ないが大石沢を過ぎるとあっという間に広川原だ。
広川原までは結構、人が来ているようでトレースが入り乱れている。みな丸山乗越から入っているようだ。丸山乗越までは問題になるような箇所はなく乗越付近はブナ林の綺麗なところだ。
丸山沢の源頭部は急なので左岸をトラバース気味に滑るが雪が重くなってきてなかなか大変だ。はやくも1100m付近の二俣あたりからは流れが断続的に出ていて嫌らしいトラバースが続く。東黒沢になればナメ床の緩やかな下りになると期待したが、なんと二俣あたりは全面的に流れが出ていた。右岸を滑るが結構デブリが出ている。白毛門沢出合からハナゲの滝あたりは地形図から悪いのを想像していたが、二俣から白毛門沢出合までも両岸からのデブリの後が多く危険だ。白毛門沢出合手前あたりからはほとんどデブリの上を通っているようなものだ。ハナゲの滝は流れは出ていないがデブリが上を覆っている。右岸から巻き滑りようやく危ない箇所は終わりだ。あとは緩やかに滑り白髪門の駐車場にでる。(記:長南)

<コースタイム>
11日 快晴 10:15宝川温泉−11:50板幽沢出合12:15−14:10(1430m付近)稜線14:20−15:30ナルミズ沢左岸支流1450m付近B.P.
12日 晴のち小雨 B.P.8:10−9:10広河原9:30−10:00丸山乗越10:20−12:00東黒沢出合−12:40白毛門沢出合−13:10登山口

<1/25,000地形図>
茂倉岳・藤原

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