丹沢・中川川箱根屋沢

2006年9月17日(日)
L西、斉藤、五十嵐

 釜川の予定が天気が悪く中止になり、「それならば丹沢で行きたいところあればどこでも」という斎藤さんのありがたいお言葉に、滝は登れないけど沢には行きたいしでもごもごしている二人は見限られ、人工登攀もある箱根屋沢でしごかれることになった。
 

悪沢の前の駐車スペースに車を置いて、入渓。まず、斎藤さんから「滝は全部登るぞ」「・・・」(はい、とも言えず、うひや~。西さんはクールでした。)箱根屋沢はとにかく滝が続く沢で、あぶなげな所は(高さのあるところは)すべて斎藤さんがロープを出してくれ、安心して登る。斎藤さんは支点を確実にとりながら登り、ロープのセットが速い。私が沢を始めたとき「ロープを出す時間を惜しむのであれば、ロープを扱う時間を速くすべきだ」と言われたことを思い出す。こんなに滝を登ったのは久しぶり。
 人工登攀ルートの15m滝の1つ手前の2段15m滝が私にとっては一番むずかしかった。通常は右のルンゼ状のところを登り落ち口トラバースする方法をとると思うのだが、今回は左から登る。まずボルダリングにあるような岩の穴を使って這い上がり斜めに左上し落ち口へ。まずボルダリングが上がれず、西さんのショルダーを借り、左上も途中の石が上手く通過できず支点につかまって、なんとか登る。絶妙な位置の支点で、とてもありがったかった。セカンドは中間支点で登り、①支点通過の際に支点でセルフビレイをとり、②ロープの中間支点を解いて引き上げたロープをもどし、③再び中間支点を作りセットしてセルフビレイを解く、という方法でロープ1本を有効に使い登った。支点通過がある場合、ロープの長さが若干足りない場合は有効な方法だと思う。落ち口から上段は溝状を登り容易だった。
 人工登攀ルートの15m滝は簡単だからと、いきなりアブミの本番をなる。私は「ロープとアブミはどっちが壁側?」と聞く始末で、もう登る前から頭の中がこんがらがっていた。最初はふらつきアブミをおさえる手に力が入りしんどかったが、何度か繰り返すと安定感がわかり楽になった。一箇所だけ横に移動するが、後は直上で、ピンの間隔もせまくアブミの練習にはもってこいだと思う。頭の中で整理できていなかったので、中間支点の通過とアブミの移動の順番がごっちゃになって時間がかかってしまった。後から考えると直上なので中間は一箇所だけでよかったのだと思った。最後に潅木に移るところが、潅木が動き一番こわかった。
 次の8mスラブ滝はよくある落ち口下の一歩がむずかしい滝で斎藤さんはフリーで手足を上手くのばして通過したが、私はそのむずかしい一歩をアブミを使ったところ、非常に楽に通過できた。アブミがなければおたすけ紐がほしいところだった。
 下山は左岸の尾根を降りる。ほぼ道が拾えるが若干わかりにくいところがあった。
 斉藤さんのおかげで滝登りを楽しませてもらった。ありがとうございます。自分がリーダーであったなら、これほど楽しめなかったと思う。いろいろなタイプの滝があるので登攀のトレーニングはもちろんロープワークの確認にもとてもよい沢だと思う。(記:五十嵐)

<コースタイム>
入渓7:30~2段15m滝上10:10~8m滝上12:10~稜線13:10~車道14:00~車14:10

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