雪上技術訓練:八ヶ岳・赤岳鉱泉~硫黄岳

2006年12月23日(土)~24日(日)
増田、戸ヶ崎、長南、関、手島

2006/12/23 雪上訓練2007:八ヶ岳

 例年通りの雪上技術訓練だが、今年は2日目に硫黄岳~横岳を歩いてみようということになった。結果的には硫黄岳までのピストンのみであったが、好天に恵まれ、絶好の眺望を楽しんだ。

12月23日(土)
 赤岳鉱泉到着後、ジョウゴ沢で基本的な訓練を行う。
① アイゼンワーク:フラットフッティング、キックステップ、フロントポイント、アイゼンによる登下降。
② ピッケルを用いた確保:スタンディングアックスビレイ
③ ピッケルの名称・使い方:これについては時間の都合上あまりできなかった。

12月24日(日)
 トガちゃんは体調が優れないためテントキーパー。長南さんも昨夜から不調だが、とりあえず行くということで4人で出発。赤岳鉱泉から硫黄岳までは樹林の中の登りで、結構しんどい。長南さんは硫黄岳の肩までとし、残り3人で硫黄岳に登る。
頂上は360度の眺望。八ヶ岳連峰は言うに及ばず、南アルプス、北アルプス、御岳山等が一望できる。私自身3度目にして初めての眺望である。横岳方面はやめてこのまま赤岳鉱泉に引き返すことにする。本日の訓練としては、
① アイゼンワーク:昨日やったことを実際の登下降で実践。トラバースも実施。
② 耐風姿勢のとり方
 今回手島さんが初参加であったが、荷物を背負って歩くことは全く問題ない。アイゼンワーク、ピッケルワークは今回の訓練で十分とは言えないが、あとは経験を積んで次第に上手くなっていくだろう。(記:増田)

<コースタイム>
23日(土) 美濃戸口(10:30)~赤岳鉱泉(13:30)
24日(日) 赤岳鉱泉(8:00)~硫黄岳(10:00)~赤岳鉱泉(11:30~12:10)~美濃戸口(14:10)

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