丹沢・早戸川カヤノ沢〜カチギ沢下降

2007年4月7日(土)
L佐藤、立田、五十嵐

2007/04/07 丹沢・早戸川カヤノ沢~カサギ沢下降

 橋本駅に集合し、車で早戸川国際マス釣場をめざす。早戸川はヒルの生息地のため、4月か11月がよい沢とのことなのだが、あいにく数日前に寒気が入り山が白い。行けるかな?行けるところまで行ってみようということになった。

 車を魚止橋先のヘアピンカーブに駐車し伝道を経て雷平まで約50分。沢日和のいい天気、雷平の広い川原で休む。原小屋沢沿いの山道をしばらく進むと2条5m滝がかかる。佐藤さんは以前登ったということだが、水量も多くまちがいなくずぶ濡れ、なので右から巻く。
 12m雷滝はスダレ状でいきおいよく落ちている。左に巻き道があるらしいが、今回は右から巻き気味に登る。雷滝の上は小滝とナメが連続、快調にすすむと2条10mナメ滝をかけてカヤノ沢出合う。

 カヤノ沢に入るとナメ滝、小滝が連続しなかなかいい感じ。左の枝沢から下ってきた我々以上にマニアックな人がいてびっくり。先をゆずり、後から深い釜を持った3m滝で始まるゴルジュは右も左も結構な高巻きでどっちがいいか迷う。沢は左にカーブしており、左の枝沢から巻いた。右は沢に戻るときロープが必要になるかもしれないが踏み跡があるらしい。その先もナメと小滝をかけていた。ツメは稜線に近づくにつれ雪が斜面にめだってきたが、運良く進行方向とは逆であった。姫次からの尾根は雪原になっていた。

 下りは雪の斜面を慎重に降りる。沢床には雪はなく順調に降りる。左岸の尾根が近いねと話していたら、カチギ沢出合だった。尾根にはマークもあるが、尾根が広いところは慎重に行動した方がよさそうだ。伝道と魚止め橋への分岐ははっきりマークされていた。今回は伝道に降りた。

 早戸川は水量が多くきれいで、シーズン始めの沢としてなかなかよかったと思う。(記:五十嵐)

<コースタイム>
出発9:15〜雷平10:05〜カヤノ沢出合11:10-20〜ゴルジュ上12:40-13:25〜カチギ沢出合13:45〜尾根の雪原14:05-15〜カチギ沢出合15:05〜尾根道15:35〜伝道16:30〜車16:50

<1/25,000地形図>
青野原、大山

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