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2007/05/27 両神:中津川金山沢~八丁沢下降 |
朝から1日さわやかな晴天に恵まれた中の山行となりました。金山沢も八丁沢もどちらもほとんど全行程ナメの続くきれいな明るい沢でした。
登山道は、鎖がついている岩尾根歩きの箇所がいくつかあり、何も知らず登って来た人は驚くだろうなぁ?と思いながら進も、眺めが最高で、深くて濃い山々が広がっていました。
西武秩父からレンタカーにて中津川落合橋へ向う。沢の準備を済ませ、車を止めたところからすぐ沢に下り、10:00金山沢に入渓。入渓してしばらくはゴロゴロした石が目立つが、すぐに緩やかなナメの沢になる。ナメ滝をいくつか越え、4mの滝は右を巻く。その後なが〜いナメが続く、二俣に分かれた右俣すぐに7mのナメ滝、10mの滝が続く。10mの滝は右を巻く。滝を越えると水が涸れるまでナメが続き、その後、尾根を目指してつめあがる。尾根に12:00頃出るも、どうやら思っていた場所と少しずれた尾根に出た模様。絶景の眺めを堪能しながら進む佐藤さんをよそに、私はそんな余裕なく絶壁の岩尾根をヒヤヒヤしながらただひたすら進む。見かねた佐藤さんが岩尾根ルートではなく、トラバースルートで岩尾根をぐるっとまわりこむルートに変更してくださり、登山道に13:15合流。両神山山頂13:35着。休憩後、下降する八丁沢を目指し登山道を進む。1660mのピーク14:15。風穴(と呼んでいいのか?あの穴?)を越えすぐ、15:00下降開始。八丁沢もナメ続きの沢で、一度だけ懸垂下降をするも、1時間半程度の16:20、下降終了。私は最後の最後でナメにてすってんころりん。派手に濡れてしまったのが悔しいところでした。(記:立田)
追記
金山沢八丁沢共にみごとにナメの続く沢だったため、どのような地質なのだろう?と調べてみましたがよくわかりませんでした。両神山はチャートと呼ばれる石英質の殻をもつプランクトンの遺骸が積もり固まった堆積岩から構成されています。これはとても硬い岩石なので、風化に耐え、あのような岩肌の目立つ尾根が形成されたようです。つまりあの辺りは、昔は海だったってことですねー。
<コースタイム>
落合橋(金山八丁沢出合い)入渓10:00〜2:1の二俣休憩10:40-10:50〜休憩11:15-11:40〜尾根12:00〜登山道13:15〜両神山山頂13:35-13:50〜1660mピーク14:15〜下降開始15:00〜下降終了16:20