巻機・登川金山沢

2007年9月9日(日)
五十嵐、他1名

前日は小雨が降っている中、車の回収を考えて井戸尾根下山口に自転車をデポに向かう。金山沢と南の入り沢の間の尾根は非常に荒れていて道がわかりづらいとのアドバイスを受け、斎藤さんは明日の状況でどちらにも下山できるように自転車を準備してきたとのこと。この日は神字川橋手前のバス停でビバーク。朝方まで雨はしとしと降っていました。

4時半に起きて出発。とにかく出発を早くすることを心がけました。右岸の用水路から5時40分に入渓。ナメ滝を越えると巨岩のゴーロ。けっこう越えるのが面倒だ。左岸の道からだと最初の1時間ショートカットできるらしい。黒岩沢まで約2時間。日が昇ると気分もよくなって楽しい〜。第1スラブまでさらに1時間半。前日の雨でスラブは全体的に濡れていて、水流から離れてしまい左に高く登りすぎ、最後はちょっときびしく慎重にトラバースした。第2スラブは中段からロープを出す。水流をロープを出してもらって登りました。出だしのハーケンが回収できず残置。水流の中のクラックをフリクションをきかせながら登る。フィンガーホールドのセットされたナッツキーの回収は足をすくわれそうでこわかった。全体を振り返ると渓相はすばらしいが、笹をたよりに登るところはその笹のラインだけ枯れていて景観を損ねていて、そこだけが残念だ。巻き道はよく踏まれているので、笹の生育が追いつかないほど人が入っているということだろうか。
二俣直下で下山路を相談。(1)右俣のつめ1時間半、割引岳まで薮こぎ2時間(標高差150m)。(2)南ノ入りの頭までつめれば1時間半。(3)稜線までこのままあがれば40-50分(標高差60-70m)。体力あれば(1)の予定だったが、すでにバテバテの私は(3)を希望。右岸の岩場を拾いながらつめるルートはとても楽だったと思うが、バテているので時間がかかった。尾根道は傾斜が緩むところで迷いながらも正しい道を見つけ無事下山できた。尾根に上がった時間が早く、視界もよかったのであせらずにすんだと思う。視界が悪い場合はバテていても迷わず割引岳をめざした方がよいだろう。ゆっくりしか歩けず斎藤さんにはずいぶん待っていただいた。足の調子がよくなかったので、行く前からビバークが頭をちらつき、ものすごい不安だった。出発前のアドバイスと斎藤さんのおかげで、なんとかなりました。念願の沢にいけて感謝!もはや人の助けなしには沢登りはできないかも・・・。(記:五十嵐)

<コースタイム>
出発5:20〜入渓5:40〜黒岩沢7:35〜大1スラブ9:00〜休9:50〜第2スラブ上11:15〜1475m付近12:15〜尾根12:50-13:15〜車道17:55

<1/25,000地形図> 巻機山

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