奥秩父・乾徳山

2007年12月8日(土)
L増田、関

2007/12/08 奥秩父:乾徳山

11月は殆ど山行らしい山行ができていないため、12月22〜24日の南アルプスを前に、体作りの一環として計画した日帰り山行である。好天に恵まれて、冬の陽だまりハイクを楽しんだ。

立川発6:43の各駅停車に乗り、塩山に8:13着。タクシーで登山口へ向かう。運転手さんに言われて車窓から見る乾徳山は、朝の日差しを浴びて隆と聳え立つ岩山だ。笛吹川には何度も足を運んだが、乾徳山には行ったことはおろか、意識して見たこともなかった。
登山口から歩き始めてしばらくは植林帯の中を黙々と登るだけで展望もない。銀晶水はか細いチョロチョロの流れ。上の錦晶水は小さな沢程度の流れだ。国師原で先行の8人パーティーを追い抜き、しばらく登ると稜線に出る。月見岩という名板があるが、わざわざ名前をつけるほどの岩ではない。ここからはクサリ場もある岩尾根の登りとなる。簡単な岩場だが重登山靴では登りにくい。二つ目のクサリ場の上がいきなり頂上であった。
頂上からの眺望は抜群だ。富士山、南アルプス、奥秩父の山々が見渡せる。富士山方面は雲がかかり、頂上付近がちょっと見えていただけだった。甲斐駒には雪はなく、仙丈は上のほうに少し、再来週の三連休に行く予定の北岳にはそれなりに着いている様に見えた。奥秩父方面は金峰山(五丈岩)、国師岳・北奥仙丈岳〜甲武信岳〜雁坂峠〜笠取山〜雲取山が見渡せる。昨年この時期に茅ヶ岳に登ったときは奥秩父方面に結構雪が着いていたが、今年は全くない。
風がなく暖かいので頂上で昼食を摂り、しばらく眺望を楽しんだ後、先程の8名パーティーが登って来たのを機に下山することにする。当初計画では黒金山まで足を伸ばすことにしていたが、時間が掛かりそうなのと、頂上からの眺望で十分満足したのとで、計画を変更し、水ノタルから下山道を通り、道満尾根を徳和の集落に下ることにした。途中通った「高原ヒュッテ」は私のエアリアマップでは休業中となっているが、戸は開いており避難小屋としては使えそうである。
この時期塩山〜西沢渓谷のバスは運休しているが、山梨市が運営しているJR山梨市駅行きのバスは動いており、これに乗って帰路に着いた。短めの山行であったが、シーズン初めの足慣らしとしてはまずまずであった。(記:増田)

◆◆◆ 乾徳山メモ ◆◆◆
『甲斐国志』に拠れば、1330年に現在の甲州市(旧塩山市小屋敷)に恵林寺を開いた夢窓国師(夢窓疎石)が修行したということで知られ、乾徳は恵林寺の山号になっている。山には国師が座禅をしたといわれる座禅石や髪剃岩、天狗岩などの奇石があり、中腹には同じく国師との関わりを伝える銀晶水、錦晶水などの水飲場があり、山岳信仰にも関係していると考えられている。

<コースタイム>
登山口(9:00)〜錦晶水(10:10〜10:20)〜乾徳山頂上(11:45〜12:30)〜徳和集落(15:00)

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