谷川・一ノ倉沢烏帽子沢奥壁中央カンテ

2008年6月8日
L斎藤、大塚

2008/06/08 谷川:一ノ倉沢烏帽子沢奥壁中央カンテ

夜明け前からヘッデンを付けて本谷の雪渓上を行く。雪渓に埋まった本谷のアプローチは楽で20分程でテールリッジ末端に着く。テールリッジを登り烏帽子沢奥壁へ。前日の雨の影響で岩が濡れているので、当初予定していた変形チムニーは止めて中央カンテに変更する。変形チムニーはこの状況だと流水でドロドロらしい。5時登攀開始。

1P 斎藤さんリード 取付から水平のバンドを右へ10m程トラバースしてからルンゼ状を登る。
2P 大塚リード 凹状のスラブを横断して左上。ここを抜けるまで中央稜からの落石危険地帯。
3P 斎藤 カンテに出て開放感のあるピッチ。楽しい。
4P 大塚 同上、易しい。
5P 斎藤 正面の凹角から顕著なチムニーを抜ける。フォローの大塚はチムニーの中に体を入れすぎて苦しい。
6P 大塚 フェースを左上、濡れている部分が嫌らしい。折り返して右上。
7P 斎藤 残置スリングのかかった短い垂壁と上部の傾斜の強いコーナーはこのルートの核心。フォローの大塚はAO。情け無い。
8P 大塚 草付のスラブ。
9P 大塚 チムニー状から烏帽子岩基部への気持ちよいピッチ。

通常はここから烏帽子岩基部の草付帯を回り込み懸垂岩から南稜の終了点に降りるらしいが、9P目の終了点から裏側のルンゼに懸垂下降し(空中30m)、草付帯からさらに懸垂1ピッチで南稜からの下降ルートに合流。六ルンゼ右俣を懸垂下降3ピッチ、さらに緩傾斜帯から懸垂2ピッチで南稜テラスへ。テールリッジ、本谷の雪渓を降り一ノ倉沢駐車場に戻る。

一ノ倉沢に詳しい斎藤さんがパートナーだったので、アプローチ、各ピッチのルートファインディング、下降路の心配などは皆無で楽しませてもらえた。いつも沢ばかり登っているので、たまに行くアルパインルートは新鮮で楽しい。しかし、斎藤さんと私とでは、岩の経験量やクライミングのレベルがあまりにも違い過ぎてガイド山行のようなので、もう少し精進して自力で登れるようにならなくては。いつも誘ってくてる斎藤さんに感謝。
(記:大塚)

<コースタイム>
一ノ倉沢駐車場(3:20)〜中央カンテ取付(4:30)〜登攀開始(5:00)〜登攀終了(9:10)〜中央カンテ取付(11:45)〜一ノ倉沢駐車場(12:40)

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