奥利根・楢俣川ヘイズル沢左俣左沢〜左俣右沢下降〜右俣中沢〜右俣右沢下降

2008年7月5日〜6日
L長南、望月、吉原

2008/07/12 奥利根:楢俣川ヘイズル沢

夏合宿のプレ山行ということで夏合宿メンバーで越後方面の沢を計画したが、天気が悪く楢俣川に転戦ということに相成った。

未明の強い雨も朝には止んだので銀山平まで上がってみることにした。石抱橋から見る北丿又川は少々増水していた。空を見上げてみると乱層雲の切目からは青空は見えるが同時に積乱雲も見える。はじめての水系で時期的にもまだ不安があったので、入渓経験のある吉原さんに意見を求めてみるがやはり不安要素の方が多いようだ。

まだ時間も早いので(6時前)、佐藤パーティが入っている楢俣川に転戦することにする。車中で聴いていたラジオが中越下越に大雨洪水注意報が出たことを告げていた。
高速から頃合いを見計らって佐藤さんに電話するとちょうど奈良俣ダムで準備中であった。
楢俣ダムの湖岸道のゲートは随分と手前になっていた(オートキャンプ場の分岐)。佐藤パーティと合流し計画を伝え相前後して出発する。ヘイズル沢出合で佐藤パーティと別れ右岸の踏み跡を行く。途切れたあたりから沢に降りて準備をするが、ヘイズル沢は思っていたよりも大きく開けた沢で期待が高まる。思えばヘイズル沢は沢をはじめた頃、浦和浪漫の記録を読んで楢俣川水系でも一番はじめに来てみたいと思っていた沢だった。いつでも来られると思って後回しになっていた沢のひとつだ。
ヘイズル沢は二俣まではなかなかの渓相だ。水量が多かったこともあるが、幅広で豪快に落ちる滝、岩盤がはっているので緩やかで大きなナメ滝、両岸には楢俣川ではよく見られる岩峰も多い。小規模なゴルジュとその奥の豪快に水を落とす滝を越えるとまた明るいナメになる。なかなか変化もあり「なかなかいいねぇ」と言い合いながら二俣に着く。
左俣は明るいナメ滝。右俣は少々暗く薮っぽい。大塚さんが現地まで来て計画通り行くかどうか悩んだのはよく判る。
我々も計画通り左俣に入る。ナメ滝を越えると次の二俣はすぐだった。計画では右沢を登り左沢を下降としていたが、左沢は明るい20mの滝をかけ右俣は少々暗い。と考える間もなく、すでに吉原さんは左沢の滝に取りついている。なかなか強引だがストレートな意思表示に同意して続く。しかし残念ながら左沢の見せ場はここまで。あとは途中で右沢に乗越そうかなと思ったくらい平凡な渓相が延々と続く。要するに稜線まで1000m近くはなにもなく疲れる長い詰めだった。
百名山登山で賑わう登山道をすり抜け、笠への分岐を入ったあたりから右沢を下降する。
右沢の方が変化があるが残念ながら堰堤があった。コンクリートの堰堤ではないが狩小屋沢にあるような堰堤だ。薪を確保できるところまで下降し泊場とした(1500m付近)。
右沢は残念ながら堰堤が3つあるが、それを抜きにすれば間違いなく、ヘイズル沢で一番遡行価値がある沢だ。
早朝から飽きることなく二俣まで下降する。ここからはアリキノ沢まで延びているという林道を探して上がるつもりだったが、問題は今日の天気だ。なんとも良い天気。それにまだ朝の8時だ。もったいない。ということで、右俣の中沢を遡行し1400mあたりの鞍部から右俣右沢に乗越し、その時に林道の位置を確認して右沢を下降することにした。
右俣中沢は少々薮っぽいなかに時おりナメが出てくる小沢といったところ。1400mあたりの左岸の鞍部に上がり見晴らしが利くところまで移動して林道を確認する。右俣右沢の二俣のすぐ上、1300mくらいで回り込んできているようだ。右俣右沢を下降しほとんど薮に覆われた二俣を右に入ると伐採林で埋まった沢の上のほうに林道が現れた。急斜面を登り林道に出てゲートに戻る。途中、矢種沢が雪渓に覆われているのが見えた。佐藤パーティは苦労しているだろう。ゲートの車に書き置きをして先に下山する。
帰りにいつも寄っていた湯の小屋山荘は廃業してしまったようだ。近くの葉留日野山荘で汗を流す。500円。かなり熱め。(記:長南)

<コ−スタイム>
5日 ゲ−ト8:50−10:10ヘイズル沢−12:20二俣−15:00稜線−17:30BP
6日 BP6:40−8:00二俣8:20−9:00鞍部−10:20林道10:50−13:20ゲ−ト

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