南八甲田・黄瀬川橇ヶ瀬沢

2008年10月11日〜12日
L増田、古川原、望月

2008/10/11 八甲田:黄瀬川橇ヶ瀬沢~蔦川矢櫃沢

10月11日(土)晴
高速バスは朝7時前に青森駅に到着。駅の脇の食堂で朝食を済ませ、十和田湖温泉郷方面行のバスに乗り込んだ。紅葉の時期の三連休だけに、登山客や旅行客が多い。

前回来たときに降りた黄瀬のバス停はなくなっており、その手前の紫明渓のバス停で下車、10分ほど道路を歩いて黄瀬川出合脇の林道に着き、ここで入渓の準備をして出発する。この標高ではまだ紅葉はさほど進んでいないが、少しずつ色づき始めた葉の色が快晴の空に映えて美しい。
1時間ほどで橇ヶ瀬沢の出合に至る。出合すぐの巨大な堰堤を左から越えて入渓し、昼食をとってから遡行を開始した。15分ほど歩くと倒木にブナハリとムキタケを見つる。これ以降、3人であちこちキノコを探しながら進んだ。渓相は地形図から想像されたとおり傾斜のゆるやかなゴーロが延々と続き、滝も片手で数える程度しかなかった。ところどころ岩盤の露出した部分もあったが、ナメといえるような場所はほとんどない。紅葉やキノコを探す楽しみはあるが、大スラブ、ナメ、滝が次々と現れて飽きることのなかった黄瀬川本流とはだいぶ違う。また、傾斜のゆるいゴーロといっても、両岸に藪や斜面がせまっている箇所が多いため、水流の中に頭を出している石を伝って行ったり、徒渉をする場面が多く、思いのほか距離を稼ぐことができない。流れから離れてキノコを探しながら歩いていたこともあり、当初の計画ではこの日標高1,000m付近まで行くはずのところが、15時半になってようやく標高600mの二股だった。二股を越えてすぐのところで小さいながら河原があり、近くに大量の流木もたまっていたので、ここをテン場とする。夕食の途中で雨が降り出し一時テントに避難したが、9時過ぎには止んだので、再び焚火を囲み、大量の薪で盛大に燃やした。

10月12日(日)晴
5時半起床。快晴だが風が強く、肌寒い。7時40分出発。この日もひたすらゴーロが続き、1,100m付近からは最後の詰めまで笹藪をかき分けながら進む。鞍部の少し手前で藪が開けて草原になっている部分があり、振り返ると十和田湖方面の景色が一望できた。計画ではこの後矢櫃沢を下降する予定だったが、時間も遅れていることから、このまま登山道に出て下ることにした。しかし、鞍部は一面猛烈な笹藪に覆われており、1時間藪漕ぎをしたが、地形図やエアリアマップに載っている登山道が見つからない。結局矢櫃沢を少し下り、登山道の一番接近したところで登山道に登り上がり、猿倉温泉まで下った。この日は谷地温泉の自炊部に泊まった。宿泊客は多かったが、自炊をしているのは我々だけだった。
13日は、蔦の七沼周辺を散策し、蔦温泉に入って帰路に就いた。
(記:望月)

<コースタイム>
10月11日
林道始点(10:35)〜橇ヶ瀬沢出合(11:05)〜出合堰堤上(11:35〜12:00)〜410m付近取水場(13:10)〜600m二股(15:25)〜泊場(15:45)
10月12日
泊場(7:40)〜960m二股(9:45)〜鞍部下草原(11:15)〜矢櫃沢支流入渓(12:15)〜登山道(13:30)〜猿倉温泉(15:00)

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