会越・霧来沢鞍掛沢左俣

2008年10月25日(土)
L佐藤、大塚

昨年に引き続き、キノコ採りとスラブの紅葉を愛でに会越は霧来沢を計画。今回は磐越道経由で向かったが、やはり会越は遠かった。

翌朝に霧来沢に向かうが、天気はまずまずだが、紅葉はいまひとつ。本名ダム脇から林道に入り大鍋又沢出合を過ぎ、終点の駐車スペースに車を置く。ここから踏み跡をたどり八乙女滝を越え、鞍掛沢出合に泊まりの荷物を降ろす。
鞍掛沢は出合奥からナメが見える。しばらくはナメが続く渓相だが、ぬめっていて滑る。特に釜を持った8mのナメ滝が嫌だった。しかし、次第にヌメリも取れてくる。連続する4mと5mを越すとフリクションも効くようになり、ひと安心。紅葉も見ごろになってくる。二俣手前では、色付いた尾根と稜線も見える。左俣は10mの滝で出合い、本流の右俣は奥に15m滝が懸かっている。この滝の直登は無理で、しばし休憩の後に右から巻いた。以降は沢がこじんまりしてくるが、両岸が近くなり次第にスラブ状なり、2-3段の滝が多くなる。ヌメリも無くなり、青空の下を快適に登っていける。最後は両岸が草原状の中に狭い急なスラブ状のナメで終わった。
稜線からは、紅葉の終わりかけた御神楽岳東面のスラブが見渡せ、しばし休憩。下山は1091ピークからの山道を使う。刈払いがされており、思っていたより良い道で、1時間程で林道終点に着いた。林道の途中から仕事道を使い、八乙女滝より上で霧来沢に出合う枝沢に下って鞍掛沢出合に向かうが、ひどいヤブ沢だった。
今回の鞍掛沢はまずまずだったが、時期が合わなかったのか、期待したキノコが殆んど採れなかった。(記:佐藤)

<コースタイム>
10/25 林道終点(8:30)鞍掛沢出合(9:05〜9:30)二又(10:30〜10:50)7m滝下(12:10〜12:45) 稜線(13:35〜14:00) 左岸林道終点(15:00)小沢を下降し鞍掛沢出合(15:55)

<1/25,000地形図>
狢ヶ森山、御神楽岳

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