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2008/11/02 御坂:三ッ峠 |
朝7時、登山口駐車場はすでに満車。紅葉シーズンであることを忘れていた。少し引き返して道端に駐車。8:10東面フェース着。すでに斉藤さん五十嵐さんは支度を始めている。
8:30当初草溝ルートの予定であったが先行パーティー(スクール?)がいたため地蔵ルート右(Ⅴ+)を登る。アルパインの練習とのことで、ザックを背負っての登攀。結果的にこの日一番の難所を朝一番に登ることになる。リードの斎藤さんも上部の直上ラインではザックを一時的に残し、空身で登る。セカンドの私は取付の小ハングでもうすでにパンプ状態。この先どうなる?とにかく登るしかない。掴める物は何でも掴み、休み休みなんとか第一バンドに到着。次の第一クラック(Ⅳ+)はホールドが丸くなっているところが多い。本日のメインコース紅葉おろし(Ⅵ)は、下部が核心かと思いきや(ここも私は掴めるものは全部掴んだ)上部のおろし金状も細かいホールドスタンスはあるのだが手ごわい(怖い)。一度懸垂にて第三バンドまで下降。続いて三ツ峠で最も顕著なチムニーとある権兵衛チムニー(Ⅴ-)。手足を突っ張り、時に背中をズリズリとズリ上げていく。第三バンドから懸垂2回で登山道まで降りる。当初の草溝ルートをチャレンジの予定であったが、まだ使用中のため場所を移して中央カンテ(Ⅳ+)第一バンドまでを五十嵐さんダブルロープのリードにて登って本日の岩トレ終了。
三ツ峠は一部を除いてほとんど登ったという斎藤さんに終始リードしていただき、富士山をバックに、上部からは八ヶ岳の山々を望み、鳥を見下ろす爽快感。日が陰ると風が冷たく寒かったが、日が出ているとポカポカのクライミング日和の一日でした。(記:山本)