二居の集落奥の除雪終了点付近に車を止めていると、除雪車がやって来て、そこはUターン場所だからどかすように指示され、守屋さんが車を置きに行ってくれる。
地王堂川右岸沿いの林道をしばらく歩くと送電線の直下で道は二手に別れるが、そこは真っ直ぐ。次の分岐を右に曲がって堰堤で左岸に渡り、植林帯の中に入ってゆく。植林帯を抜けると地形は開け、地形図にはないしっかりした道が続く。右岸にも地形図にある道が続いているようであるが、渡渉と登り返しを考えると先程の堰堤を渡るのが正解のようだ。その道も次の堰堤までで、堰堤の手前から稜線に向かって登り始める。後からスキーとスノーボードの三人組がやってきた。
久しぶりにもかかわらずパワフルにラッセルをするトガちゃんに助けられて、やがて日白山と1584mの鞍部付近に到着。朝からずっと雪が降り続いているが、稜線に出ても同じで、景色は見えない。稜線を登ること30分ほどで日白山の頂上直下に到着。細い尾根を少し登ると頂上だ。風が強く視界も利かないため、三俣へ下るのを止めてピストンに変更。長居は無用と早々に下山開始。途中まではスキーを脱いで下る。
後続の連中は稜線から滑り始めたと見えて、登ってこない。鞍部付近から谷に向かって滑り始める。私は相変わらずの斜滑降&ギルランデ&キックターン。前日が雨だったと聞いていたが、雪質はそう悪くはない。しかし、本日降った分(20cmほど)が板状に割れて滑り落ちていく。稜線直下の急な所を過ぎると、快適な斜度となり、やがて林道終点に到着。雪質のせいか林道もいつもより良く滑る。樹林帯の中を快適に滑り、沢を渡って出発点へ。
帰りは三国峠を越えて、敷島温泉(300円)で冷えた体を温めた。(記:増田)
<コースタイム>
2月1日:二居集落(7:40)~日白山(12:00)~二居集落(14:00)
<1/25,000地形図>
土樽