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2009/02/22 上信越:草津白根~芳ヶ平 |
リフトに乗る直前、守屋さんのビンディングケーブルが切れ、応急処置を施して出発。リフトを2本、ゴンドラ1本、さらに逢ノ峰の短いリフトに乗る。
リフトの下をくぐって逢ノ峰を回り込みレストハウスの脇へ。無風快晴で、ガイドブックにも載っている超メジャーなコースなので、ツァーの人たちが大勢来ている。芳ヶ平まで登りはほとんどなく、ゲレンデスキー板でも十分楽しめるコースだと思う。少し歩くと守屋さんのビンディングがまた外れる。テーピングテープを使って直接靴に固定し、今度は上手く応急処置ができたようだ。
白根の雄大な景色のもと、汗をかきながら歩き、芳ヶ平に到着。あまりに人が多いのでなんだか気力が萎えるが、せっかく来たのだからと気を取り直し、増田さんと渋峠を目指す。ビンディングに不安のある守屋さんはヒュッテの前に残る。渋峠往復もツァールートになっており人が多い。渋峠のすぐ手前、スキー場の音楽がよく聞こえるところから、時間切れで引き返す。多くのシュプールによって、こぶゲレンデ状態になっているので、トレースをわずかに外側に外しながら滑り降りる。
芳ヶ平からは夏道沿いの林間コースだが、何十人ものトレースでボブスレーコースのように固く締まり、概ねそのトレースを滑るしかないので、快適とはいえない。こういうところには革靴テレマークは似合わない気がする。たぶんプラブーツでゲレンデスキーを履いていた方がいいのでは。細い尾根を通過するとやがてクロカンのような広く平らな林間コースになる。音楽の森への分岐を分けて歩いていくと林道に降り、谷沢川にかかる大きな橋を渡って駐車場に戻った。
なお、山行にはパトロールセンターへの届出が必要だった。それをしなかったので、リフト終点で係員に計画書を提出したものの、芳ヶ平ヒュッテと麓のパトロールセンターでお小言を頂戴した。メジャーコースに行く場合は要注意です。
帰路に立ち寄った川原湯温泉の共同浴場は、古く味わいがあった。やがて八ツ場ダムに沈む昔の風情を残した温泉街ということで、最近人気が出ているそうだ。(記:小池)
<コースタイム>
逢ノ峰リフト終点10:00―芳ヶ平10:45/11:00―渋峠手前12:10/12:30―芳ヶ平13:20/13:40―休憩14:10/20―スキー場駐車場15:35