渡渉訓練:巻機・登川本流

2009年6月14日(日)
佐藤(担当)、長南、小池、古川原、守屋、五十嵐、戸ヶ崎(よ)、関、小南、山本、他2名

 今回の渡渉訓練は、水量豊富な川での、特にザイルを横に張ったのでは渡渉が無理な場合を想定したものだが、今年は昨年以上に水量が少なく、例年の魚野川ではなく、水量のより多い登川本流で行った。
 

清水部落より上流の登川が川原が広がり、訓練にならなさそうだった。川幅が狭くなるには、かなり上流まで歩かざるを得ないことから、前日の下見の結果、清水部落下流の取水口上から部落横の堰堤までと、あたりをつけた。
 全員集合後、移動して入渓。2班に分けて行った。水量はまずまずであったが、開始後まもなく小雨が降り出すが、股位から始め、腰上までの徒渉を練習をしながら遡っていく。途中の淵で、流れは緩いがデモンストレーション的にザイルを縦に使う練習を行う。雨が次第に本降りとなり、ザックピストンの練習で完全に体が冷えてしまう。温まるためもあって遡っていくが、初心者にはお助け紐を出すところもある。しかし、体は温まらずモチベーションも下がり、堰堤手前の橋で昼食後、訓練を打ち切った。
 残念なことに、メインの「ザイルを縦に使用しなければならない徒渉」はできず、デモンストレーション的な感じとなってしまった。しかし、要領は分かってもらえたと思うので、各リーダーのもとで実践していただきたい。
(記 佐藤)

※ 今回の訓練メニュー
 ・水量豊富な流れの渡渉
  1 股~腰位まで(ザイルなし、あり)
  2 上記場所でのセカンドの救助(中級者以上)
  3 腰~胸位の急流(ザイルを縦に使用だが、今回はあまり急流ではなかった)
  4 浮石づたい(急流では初級者には難しかった)
  5 ザックピストン

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