谷川・湯檜曽川ケサ丸沢

2009年7月26日
L増田、稲葉、小池、小南

2009/07/26 谷川:湯檜曽川袈裟丸沢

7/25(土曜日)
JR水上駅にPM23:21に集合。稲葉carにて今夜の宿”JR土合駅”へと向かう。

土合駅前駐車スペースには車が5台ほどとテントが3張り+宴会テーブル、構内は改札前に1張りと改札内に2張り(上り通路側)があり千客万来状態。さすが人気スポット!! 駅構内は電気がついており改札前のテーブル席にてしばし歓談し程好くアルコールが廻ったところで各々寝床に、下りホーム連絡通路側にて就寝する。
しかし、貨物電車の通過時間帯出あろうか、丑三つ時に突然連絡通路の照明が点灯し足音が・・・人の影が・・・寝ぼけ眼で「あっん! だれやぁ!!」もちろん誰もおらずそのまま寝る。がしかし、今度は親子連れの話し声&足音で目が覚めてしまいAM4:30過ぎ起床となる。寝床を片付け身支度&朝食タイムとなり土合駅から歩きを考えていた増田さんか沢支度をするのを見てそれに習い支度を済ませたのだが、稲葉さんのご好意で登山道奥の駐車スペースまで車で乗り入れいただき大変感謝である。西黒沢に掛かる橋の奥駐車スペースまでは一般車でも乗り入れ可能ではあるが、その先マチガ沢手前の登山口前までは車高の高い車でなければ通過できないほどの悪路であった。「関carのシエンタ君なら今ごろ床が抜けて・・・」(増田談)
奥の駐車スペースに到着後、沢支度を再度整えAM6:05行動開始(アプローチ)となる。登山道は前日の雨で所々ぬかるみがあるがほぼ平坦で歩きやすい道のり、JR見張り小屋までいいペースで行けた。登山道は見張り小屋まで3つの沢(マチガ沢・一の倉沢・幽の沢)を横切る。見張り小屋から先の新道(東電・高圧線保守点検用?)は、芝倉沢を横切る頃から先に通った登山道と比べると道幅は細身となり一部湯檜曽川増水時の影響で削られており河原を歩くようになっている、ほどなくして武能沢に出会い100mほど下降し湯檜曽川出会部に到着した。
出合部でしばし休憩し、AM7:30ケサ丸沢出合部へ向けて沢行動開始となる。歩き始めてすぐに魚止め滝にさしかかる左岸側のほぼ垂直な壁が張りだしており右岸側の傾斜をもつ平坦な岩上を進んでいくと細長い釜をもつ5m2段条の滝が見えてくる。滝右岸側に残ハーケンとシュリンゲが残されておりそれお頼りに越えることになる、見た目は難なく行けそうなのだが、踏み場の一点目はいいのだか二点目の踏み場が見つからずなんだかモタモタしてしまい先行する方々に冷ややかな眼差しをかけられてしまう。巻きを終え河原へ戻り先を進む、湯檜曽川はゴロタで大きくもなく小さくもなくで歩きやすく川幅もあり途中川床を横断する一枚岩のナメ床(奥行き短し)で穏やかな川筋、AM8:00ケサ丸沢出合部に到着となる。登山道入口から白樺沢出合部までで約二時間のアプローチで予定時間内での行動となった。

ケサ丸沢出合部はゴロタと小さいナメが段々となっており両岸から木々が枝を伸ばしておいる、出合部から50m程進むと前方は両岸から狭まり少し暗がりのゴルジュ帯に、丁度V字状の水路で奥の3m滝は中央にチョークストーンを構え白波が立っていた。ここは右岸側壁が2段状になっており巻き道となる。V字状の流れは上から覗き込むと、直登出来そうなのだがホールドする手元が滑りそうである。長さ12m程のゴルジュ帯を抜けると両岸から覆い被さっていた木々もなくなり空が広がり、天候もうす曇から青空が差し込むいい感じである。ケサ丸沢を以前山行されたことのある稲葉さんを先頭に進んでいく、釜をもつナメが4段と奥に3m滝、少し荒れた感じのナメ床を進み左岸から流れ込み(2:0.5)を過ぎた頃に前方にスノーブリッジの残骸5m×5mなかなかの大物で残骸足元にはこごみ??らしき方々が・・・後ろ髪を引かれながら(あっ俺は丸刈り!!)見なかったことにする。1m・4段条のナメ床とゴロタ床がつつぎ左岸から流れ込み(2:0.5)を過ぎた頃、前方に大滝が見えてくる。勾配の緩やかな階段状30mの大滝を右岸側を登り一息、ゴロタ床を進み前方に白樺沢とケサ丸沢出合部にさしかかり左右二つの滝がみえてくる。白樺沢(前方左)が約40mの略垂直大滝でケサ丸沢(前方右)が約3m・奥20m大滝、右岸側の草付きを登っていくと上段部がもう一段スラブ状10mの滝、流れを横切り左岸側の枝を頼りに上っていく。ここからしばらくゴロタ床が続きAM8:45最初の二股(1:1)に到着。エアリアマップ等にはケサ丸沢の水線はこのまま直線で明記されているのだが我々は右俣側へ小滝&ゴロタ床を進む、左岸側からの支流の流れ込みを過ぎる頃から小滝とは呼べない中滝級(小釜付き)が順々と姿をあらわして、なんだかどんどん楽しくなってくる。ほぼ直登ないし両岸の木々・枝等を頼りに小巻きして行くのだが、ホールド&踏みが細かく少々てこずる。前方にちょいといやらしい釜付きの滝が・・・釜の脇を稲葉さんがへつり奥2.5mの小滝を登り後方が後に続く。私は少々ここは突破に時間がかかると思い左岸側をへつり枝をつかみ直藪を進む。休憩後は中滝級(小釜付き)が10以上連なる沢筋となり、楽しめるどころか嫌気がさしてきた。程なくして旧国道(清水街道)の登山道に出て休憩をとるAM10:40。旧登山道から詰め上がりまで高低差は約200m、沢筋も順じ狭まり始めゴロゴロのガレガレ沢筋へ高度1500m付近にて水枯れとなり、腰高の笹をほんの少しかきわけて稜線・草原へとつめ上がるAM11:30。天候は雲が多いもの青空が広がり涼しげな風も吹く清清しい稜線でエリアマップ片手に各々の山並みを確認し20分も閑談してしまう。下山に使った登山道ではハイカー1名にすれ違うだけで貸切状態で蓬ヒュッテ(缶ビール350・600円の看板)を横切り蓬峠を下っていく。途中道筋に4箇所ほど沢筋(ケサ丸沢と白樺沢の上流部)を横切るので、わざわざ水を汲み置きすることはなく、快適な下りであった。下りながら対岸に見える大倉沢には、ポッカリと口を開けたスノーブリッジその奥に滝と残雪が見えなんとも厳しい沢だと・・・。白樺尾根の避難小屋では、小屋内を見学し、なにやら棚に鍋ややかん等が備えてあったのだが、鍋の取っ手に模様がついており、「これはまたおしゃれな・・・」と思った私は次の瞬間背筋に寒気を感じそそくさと小屋をあとにする。取っ手と思ったものが鍋の中で寛いでいた蛇さんだったのだ!! 白樺尾根から見える武能沢はなんとも登りがいの在りそうな沢で稜線上段部分は切立った滝と山並みが魅力的に感じてしまった。新道を下り武能沢出合に到着、休憩し腹ごしらえして今朝通った道を登山道入口へと帰路についた。
登山道口の駐車スペース脇には湯檜曽川が流れてはいるが高さのある石積みになっており降りられず行水が出来ずに着替えをし、土合駅にて行水と考えたのだが、「ここでいいじゃないの?」増田さんの一言で西黒沢に掛かる橋たもとで行水となりさっぱり!! 立ち寄り温泉には寄らず、稲葉さんに水上駅まで送っていただき、PM3:45の電車にて帰路についた。
(記:小南)

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