上越・万太郎谷・オタキノ沢

2009年9月20日(日)
L斎藤、松之舎

2009/9/20上越:万太郎谷・オタキノ沢
事前の情報では行動時間が長く、手強い沢との事で夜も明け切らぬ内から早立ちをする。
天気は予報に反し、アプローチの万太郎谷は時折小雨もパラツキ、寒風吹きあれ、とても水に浸かる気は起きず際どいヘツリを強いられる辛い遡行と成る。
オタキノ沢までの長いアプローチの遡行だが、次々と現れる万太郎谷の見せ場に心奪われ、気が付けば二の滝まで進んでしまっていた。

一の滝から僅かでオタキノ沢出合なのだが、ガレの伏流のため見落としてしまったのだ。
暫しのガレ登りでF1に辿りつき見上げるオタキノ沢は急峻で、緊張感が高まる。
ようやく時折晴れ間も覗くように成り、大休止後登攀具を着装し気を引き締めて出発。
ナメ滝、小滝を攀じり、登れない大滝は左右に広がるスラブを巻き登り進むと、高さ20m程の屏風状に広がる大滝に行く手を塞がれる。水流右から登り左に枝沢を分け、本流は落ち口からさらに滑滝が続き、Co1400でやっと小テラスが有り大休止を取る。
足元に広がる空間は高度感も楽しく開放的で心地よい。
Co1420で沢は直角に左に曲がると、渓相は一転し狭いルンゼ状で小滝の連続と成る。
ルンゼは短く暫しの登りで水は涸れ、笹原の草原状と成り僅かのヤブ漕ぎで登山道に出る。
オタキノ沢はスラブと大小の滝だけで構成された沢で、一連の滝群を登る事に100m~150mずつ標高を息つく間も無く上げて行き、変化に富み楽しめる沢で有った。
しかし、どの滝も易しく今回の遡行で一度もロープを使う事は無かった。
迫力の有る厳しそうな渓相なのだが、実はとても登りやすい沢である。
(記:斉藤)

<コースタイム>
駐車場発5:50~一の滝(8:20~35)~二の滝8:50~オタキノ沢(9:05~30)~Co1400スラブ滝上(10:30~11:00)~登山道12:30~茂倉登山口14:50

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