快晴。取り付き1番を目指すが、駐車場にはすでに車が数台。アプローチ途中の祠エリアはぬれている。アプローチ約30分。岩場基部には数パーティーが待機中。先行パーティーが左右のバリエーションに行ったため、一番で取り付く。(一般ルートをゆずっていただきました。)
1P目 斎藤さんリード。1ピン目が遠く、上部トラバースはガバではあるが空間に飛び出し、登りはじめで怖い。
2P目 傾斜ゆるめのスラブをトラバースしながら登る。ロープがスラブで流れにくい。クロス地点でとまっている他パーティS氏が、ロープを流してくれた。さらにアドバイスももらい、無事のぼりきる。
3P目 クラックからフェースへ。後続パーティを待たせまい?と飛ばす斎藤さん。核心手前でロープがこんがり、隣にいた面倒見のよいS氏がロープをさばきなおしてくれた。(見るからに初心者でよほど危なげだったのか!とても親切で感激しました。)ビレイ点についた斎藤さんから、荷揚げするから空身でこいとのこと。登ってみるとクラックは立っていて見た目よりむずかしい。こまかいスタンス(えくぼ、というらしい)に乗り込み、フェースにでるところが核心で5.8。ここはカムがなければランナウトする。S氏によると3P目は昔よりむずかしくなっているとのことだった。
広いテラスで休憩。この先はアルパイングレードになり、見た目に行けそうなのでリードさせてもらう。
4P目 ラインを間違えなければ簡単。
5P目 終了点がわかりにくが、問題なし。
6P目 潅木で支点をとり稜線へ。登った!という充足感ばつぐんのルートで、おもわずにやける。
稜線で休憩し、ピークをこし、一般通行禁止のわる~い下山路をくだった。
お天気よく、岩の状態もよく、楽しくクライミングできた。ロープ操作は今後も課題ということでがんばります。
(記:五十嵐)
<コースタイム>
取り付き7:30~稜線10:30~取り付き11:00