上越・土樽周辺雪山レスキュー訓練

2010年1月23日~24日
23日 増田、関、山本、戸ヶ崎、守屋、(担)稲葉
24日 増田、関、山本、稲葉

2010/01/23 上越:雪山レスキュー訓練

今年度は訓練山行の担当はリーダー会以外から人選という事で雪山レスキューの担当となりました。ちょうどいい具合に昨年、日本雪崩ネットワークの雪崩講習会(初級コース)に参加したこともあり、その内容を少し盛り込んだメニューにしてみました。

23日 朝、土樽駅に集合。今年は暖冬予報に反して昨年末から寒波が周期的に来ており、ここ土樽周辺も雪が多くて訓練にはちょうど良い具合である。訓練場所を旧土樽スキー場辺りとして訓練開始。
1.ビーコンの機能(グループ)チェック。 電波が届く範囲と各自のビーコンが正常に動作しているかの確認。発信電波が反応する範囲は概ね20m、感覚ではかなり近づかないと反応しない。
2.ビーコン捜索。 まず、ビーコンを1つ埋めて全員で探し電波誘導法、クロス法、ダブルマキシマムの確認をしようと思ったが、実際やってみると違いが良く分からなかった。結局、ビーコンの方向、距離の指示通りに探す事でそれほど問題は無いように思える。次に一人づつビーコン捜索、10分以内には皆探せたがピンポイントで意外と手間取る時もある。やはり確実に探すには前述のダブルマキシマムなどのビーコン特性の理解が必要とは思う。
3.積雪安定性のテスト。 比較的簡単に出来る方法として、ストックでの感触、ハンドシアーテスト、スキーカットを試す。次にスノーピットを掘りながら、雪面観察、硬度チェックをしてバーブテスト、コンプレッションテストを各自行ってみる。最後に大掛かりにはなるがルッチブロックテストも試してみた。ただ、今日の雪は新雪が50cm位あるもののその下の積雪との間に明確な弱層はなく安定した状態だったので、テストの実感としてはイマイチだったかな?
4.梱包・搬送法。 梱包は関さんの指導の元、皆でしっかり出来ました。自分は2回目でうろ覚えでしたが、毎年続けることが重要だと思います。
以上で初日のメニュ-を終了。
泊まり組は買出し~温泉コース。気持ちだけは元気?な3人は中里でのナイター滑りを挟み、反省会(宴会?)。

24日 より実践に近い形で初日の復習。
まず、簡易的なビーコン機能チェックを行い行動開始。旧土樽スキー場の最上部を目指して登り、降りながら行う予定のビーコン捜索のセットは自分で行う。上でスキーでの簡単な安定性テストを試した後に、実践的な捜索訓練を3人で2人を捜す想定で現場に駆け付けるところから始めてもらう。最初の1人は数分で探し出したが、次の1人は15分では捜せなかった(電源を切ってたので、まず見つからないはずですが!)。 同様の捜索をもう一度行い、最後に梱包をおさらいして、訓練終了。
電源を切っておいたのは、昨年の講習会で同様の捜索訓練をさせられ身に染みて感じた事であり、ビーコンの重要性を理解して欲しいと思ったからです。ビーコンは精密電子製品(100%の信頼性は無い!)。SWを入れ忘れたり、壊れている事もある。行動前の動作確認は必ず習慣付けるようにして欲しいです。

(記:稲葉)

Pocket
[`evernote` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です