上州:薄根川川場谷

2011/07/02 上州:薄根川川場谷

2011年7月2日(土)~3日(日)
L長南、小南、稲葉、佐藤琢、岡田

久しぶりの集中山行。沖武尊頂上に4日午後1時集中予定。
薄根川川場谷、塗川西俣沢カラ沢、登山道の3パーティで計10名。
梅雨まっただ中。予報は芳しくない。
梅雨前線は南下、上空の寒気(500T-6℃)は東にぬけ、南からの暖湿流と山越え風のシアラインは埼玉から栃木あたり。金曜の午前に決行と判断。

土曜7時、池袋集合。車の流れはよく30分で関越入口。9時過ぎには稲葉さんとの待ち合わせ場所の川場の道の駅に着く。天気は晴れ間が見えるくらいで暑い。あまり地面が暖められて積乱雲が育ってしまうのが怖い。
稲葉さんの車を川場キャンプ場に回し、桐の木平キャンプ場の管理棟の前に車を止める。断りを入れようと中に声をかけると留守のようす。案内に従い入口にある電話で連絡するとなかなかに爽やかな御仁で快諾を得る。

キャンプ場の一番奥から入渓。2次林というか里山の渓流といった風情の平凡な渓相がしばらくは続くが、ナメはそこそこ発達している。あまり期待はしていなかったが平滑は川幅一杯でなかなか見事。反面、獅子の牢はもしかしてここ?という程度のもの。他にも名前がついているところがあるようだが、名前がついているところを探すのは本末転倒、遡行に専念するが特に悪場もなく13時台にテン場予定エリアに入ってしまう。数年前の増田パーティが泊まっていた川場剣ヶ倉沢の出合まであがってもよかったのだが、このペースだと集中場所には余裕で着くだろうし泊まりがはじめての新人もいたので雨が降り出さないうちにテン場を求めることにした。
しばらくテン場を探しながら遡るが右岸にそこそこの河原とその一段上に平らなところを見つけテン場決定。刈り払うとキャンプ場のようなテントサイトが出来上がった。
酒が足りるか心配だったが3時くらいから宴をはる。快適な焚火場で焚火と小南シェフの夕餉で21時くらいまで飲む。結局、雨は夜半に2回くらい落ちてきただけだった。

朝5時起きで7時出発をめざす。
6:50出発。このあたりまで来ると人手の入っていない森がひろがる。テン場あたりはサワグルミが多かった。
巨岩帯を過ぎるとナメが目立ちはじめ沢床は岩盤ベースになる。
川場剣ヶ倉沢出合まで1時間もかからず今日もいいペース。出合にテン場適地あり。数年前に増田さん達が使ったところか。
釜をへつりナメをひた歩いていくと8mの直瀑。左から簡単に登れそうだが、新人の岡田君がいるので小南ちゃんにロープを引いて登ってもらう。残置のハーケンがあったらしく支点をとって易々と登っていく。5人の通過で30分程度。まずまずだ。
8m滝を越えると左から剣ヶ倉沢がはいる。剣ヶ倉上の沢を合わせ川幅一杯の滝を越えると空が開けてくる。トイ状の滝を越えると沢のニゴリの元が白く吹き出している箇所が数ヶ所あった。琢摩君と駆け寄り温度を確認するが残念ながらどこも冷たい。こんな有名な沢で温泉がでているはずもないが、今回の地震でひょっとしてと思わなかったこともない。しばし硫黄のいい匂いは楽しむことができた。

10時、奥の二俣(家の串上の沢?)。本流の方が水量は多いが沢床は上で一見支流のように見える。水が冷たくなってきたと思ったら残雪の断片がでてきて笹が被りはじめる。1800m手前あたりで伏流になり沢型がなくなる。少し左にトラバースして沢型にもどる。沢筋は雪渓で埋まるようになり沢型がはっきりしない。佐藤さん情報をたよりに左に沢型を求めながら詰めあがる。最後に少々薮がうるさくなったがひょっこりと1976m北東の鞍部で登山道にでた。

頂上までの最後の登りで12時の交信。頂上の関さんと交信できた。
12:15に頂上。集中時間は13時だが西俣沢パーティは薮に捕まり遅れているそうだ。13時の交信でもまだ薮の中らしく、我々は中ノ岳分岐まで移動して3パーティが13:45集中。久しぶりの集中でしかも10名が集った。が分岐は狭く、挨拶もそこそこに二手に分かれて下山。

2時間程度で川場キャンプ場に下り、回しておいた稲葉さんの車で桐の木平キャンプ場に戻る。今度は管理人がいらしたのでて礼をいって少し話をする。ここでアイスのコンペとかもやっているそうで、そういえばクライミングウォールのようなものもあったがアイス用のハリボテだったのか。冬場は除雪されていないので雪上車で迎えにいくそうな(雪上車をみせてもらった)。今度遊びに来てくれ、と言われたので、誰かアイスをやる人は行ってみてください。下の温泉の割引券まで頂いてお暇しました。

帰りは割引券をもらった「木賊の湯(500円->400円)」へ。アルカリ単純泉で空いていたしいいお湯でした。大広間で冷たいお茶を頂き疲れを癒して稲葉さんと分かれ帰途についたのでした。(記:長南)

<コースタイム>
2日 桐の木平キャンプ場10:20-10:55平ナメ-13:30BP
3日 BP6:50-7:25川場剣ヶ倉沢7:40?8:25剣ヶ倉沢-10:00家ヶ串上の沢-11:30稜線-12:10沖武尊13:10-13:15中ノ岳分岐(集中)13:50-14:35前武尊14:45-15:55川場キャンプ場

<1/25,000地形図>
追貝・鎌田

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