上越:谷川本谷~赤谷本谷

2011/07/23~24上越:谷川本谷~赤谷本谷

2011年7月23日(土)~24日(日)
L増田、松之舎、斎藤

 
7月23日(土) 晴れ
 我々は前夜泊で、斎藤さんとは朝6:00に上牧駅で集合。湯テルメ谷川に車を止め、ヒル街道を歩き始める。二俣まで来てそのまま登山道を行くが、行きすぎて戻り、結局二俣の手前から沢に降りて入渓となった。入渓点で入念にヒルチェック。各自数匹が入り込んでおり、怒りを込めて退治する。

 歩き始めは意外にも伏流である。右岸に換気塔をやり過ごし、細芝沢を越えたあたりから水が戻る。最初は巨岩ゴーロ、やがて普通のゴーロ。赤谷川本谷ほどではないが、ゴーロが主体の沢である。途中一か所雪渓があり、一人ずつ下を潜る。
 やがて大滝のところで先行者(千葉山の会4名)に追いつく。滝登りが悪そうに見えたので、右岸の枝沢から乗越そうかとトライしてみたが無理で、結局滝を直登。まず下段10mはトップ斎藤さん、続いてマッチャン。私は取り付きの2m程が登れず御助けを出してもらって登る。上段15mは二つに分かれている。目指す本流は左だが登れないので、まずは右を登ってそれから左の本流に乗越すことにする。斎藤さんにトップを行ってもらい、続いて私がプルージック、最後はマッチャンが確保で登る。もう一つ上の5mの滝を越してから右岸を高巻いて本流に戻った。
 その後も5~6mの滝で私は2か所ほど御助けを出してもらう。すり鉢底のような地形を過ぎると沢が広がり、源頭の雰囲気となる。1340mでどっちを行くか慎重に協議し、右沢を行くこととする。沢は次第にボサを被るが、それほどの藪こぎもなく全く展望のない稜線に出る。
 長居は無用とばかりに予定の枝沢を下る。この枝沢には悪場は何もなく、また滑りにくい岩質でとても下り易い。30分ほどで赤谷本谷に着。穏やかな流れを少し進み、ゴルジュの手前の河原で幕とした。
7月24日(日) 曇り
 今日は楽しい赤谷川の源頭部歩き。ゴルジュ帯を抜けると沢は大きく広がり、主稜線が見える。私は三度目だが、何度来てもよいところだ。低い雪渓がいくつかあるが、問題なく上を歩ける。やがて水が涸れ、ボサを漕いで草原を少々行くと登山道に出た。
 中ゴー尾根を下り、再びヒル街道を歩いて湯テルメ谷川に戻った。再び入念にヒルチェックを行い、温泉で汗を流して帰途に着いた。
<コースタイム>
7/23 谷川温泉(6:30)~出合(8:15~8:55)~稜線(15:10)~赤谷川本谷(15:50)
7/24 記録省略

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