
ルート:奥秩父:和名倉沢
日程: 2012年7月15-16日
参加者:L五十嵐、守屋、佐藤琢
朝、西武秩父で集合。金曜夜の雨は落ち着き、水量は大丈夫そうだ。駐車ス
ペースから少し車道をもどり山道から入渓するところをそのまま沢に下降し入
渓。降り立ったところから吊橋まではすぐだったが、そのまま本流との出合まで
行く。出合から滝をかけており、すごい迫力。突破する気にはなれず左から巻
く。次のトイ状の滝も登れず。右から巻くが、あまり踏まれておらずわるい。そ
の上で吊橋から来た道と出会った。
仕切りなおして遡行。通常よりは水量が多めで滝は迫力がある。たくまくんに
TOPを歩いてもらうが非常にスムーズで、へろへろした私と守屋さんは助けて
コールを送るが余り届かなかったようだ。こんなに滝が多かったかなと思い起こ
すが、記憶はあいまいだった。さすがに「通らず」は記憶にあったが、推量が多
く、巻き道を使い、大滝の下へ。風圧がすごい。大滝の上のよいテン場は時間が
はやすぎるので見送ると、適当な場所がない。疲労がたまって、守屋さんの足が
つり、その周辺でテン場をさがす。沢床から20mほどあがるが枝沢から水もとれ
る場所を見つけて幕営。沢床からはなれているので暖かかった。
翌日は7:15に出発。10m滝を左から巻いたところで5m滝を右から巻くとでかい
滝!!こんな滝あったっけ?巻き終えたところで枝沢に入っていることが判明!
トラバースぎみに本流に戻る。あきらかに水量が違う・・・。すみません。1時
間ほどロス。山頂往復には1時間半ほどかかるため、たくまくんに山頂をあきら
めてもらい、そのまま下山。二瀬尾根の登山道は悪路ではなく普通の登山道に
なっていたが、熱く長くぼろぼろになってダム湖に到着した。車の回収は守屋さ
んが行ってくれました。ありがとうございます。
今年は寒くて沢に入る気持ちになれず、いつのまにか7月で、いきなりの泊ま
り山行になってしまった。沢はじめなので、ゆっくりゆったり遡行するつもり
だったが、滝の多い和名倉沢を選択したのはちょっとまずかったかも。とにか
く、いろいろなハプニングを乗り切り、無事遡行できてよかった。
(記:五十嵐)
<コースタイム>
15日 車9:00〜出合9:25〜通常入渓点9:45〜氷谷12:00〜大滝上14:20〜テン場16:30
16日 出発7:15〜枝沢8:45〜本流9:15〜登山道12:35-13:00〜ダム湖17:00