
日程:2012年10月27日(土)
ルート:那須・阿武隈川白水沢〜同大白森沢下降
参加者:L佐藤、増田
ちゃぽランドの少し手前にある展望台の駐車場で仮眠。
朝、甲子温泉の駐車場で身支度をするが、山はガスっており、寒かった。
朝の予報は晴れなのだが…。
周りは紅葉が始まっていて、他にも登山客が2組。
さて、白水滝への歩道から入渓。白水滝は難しくはないが、脆い花崗岩で朝一なので、少々緊張する。
続く堰堤を巻くと吹上沢出会いの川原だが、少し行くとナメ床になり、6m、20m衣紋滝と続く。衣紋滝は見事だが、左側が快適に登れた。
50m程のナメを行くと二俣になる。右俣の方が水量が倍以上。左俣は時々伏流となる位、少ない。平凡な渓相を僅かで再び二俣になる。前回は左沢出合の15m滝を登っているはずだが、良く登ったなーという感じ。
さて、右沢だが出合の15m滝は、フリクション登攀になるが、苔でぬめっているし、残置もない。
安全第一で右を巻く。出合の滝は上に3,3,4mと4段だった。
8,5,10mの3段滝を越すと、源流といった感じになる。最後は暗部に出ようと思って右の枝沢に入ったが、1本早すぎ、笹薮を漕ぐこと暫しで1440m付近に出た。登山道からは遠く雲に隠れる三本槍と旭岳が望めた。
甲子峠から大白森沢へ向かって笹薮を漕ぐ。最初の2俣まではほとんど水は流れていないが、ずっとナメ床で、出会いのナメ滝を左から巻く。
出合で昼食後、ナメ床を下って行くとナメ滝の下に15m滝。支点の位置から30mザイルでは届かない。50m持参でで良かった。懸垂で降りると、すぐに2段15m滝。これまた懸垂。これは直登もムリ。下りで良かった。
以降は平凡で、右俣に出合うとすぐに朝に通った2俣に着く。
後は、朝遡った所を下るだけ。衣紋滝はクライムダウンできないこともなかったが、折角50mザイルがあるので懸垂。最後は白水滝を下るのを嫌って堰堤からそのまま右の沢を少し登って登山道に出た。
PS.ナメコ、ムキタケ、クリタケ、ナラタケいずれも少々の収穫でした。1週前なら、もう少し採れた感じです。(記.佐藤)