足尾:沢入駅〜塔ノ沢登山口〜袈裟丸山〜六林班峠〜国民宿舎かじか荘

2012年11月24日〜25日 L増田、松之舎

袈裟丸山から六林班峠間の藪山ルートを行ってみたくて計画した山行。計画書ではさ
らに足を延ばして鋸山〜庚申山と欲張ってみたが、時間的にこれはきついので、六林
班峠からの下山を前提とした。

わたらせ渓谷鉄道は最近の営業努力によってかなり客足が伸びている模様。もう紅葉
も終わりかけであったが、我々の乗った1両編成列車はほぼ満席状態だった。軽く
てっちゃんが入っている松ちゃんは、子供の様に先頭からの車窓の風景を楽しんでい
た。

沢入駅から歩いて塔ノ沢登山口へ。車が5〜6台止まっていて、かなりの人が登って
いるようだ。歩き始めて橋を渡ると沢沿いの道となる。枯葉に埋まってわかりにくい
道だが、随所に石が積まれているのでそれを目印に進む。久しぶりの泊まりの荷物に
一向にペースが上がらず、ほぼコースタイム通りに寝釈迦、賽の河原と通過して、小
丸山西方の避難小屋に着いたのが14:00。水を汲んで戻ってきたのが14:30。これか
ら先へ進んでも、奥袈裟を超えて法師岳との鞍部あたりのテン場候補地まで明るいう
ちに辿り着くのは無理なので、ちょっと早いが避難小屋泊まりとする。

黄色いかまぼこ型の鉄製の避難小屋で、事前のネット情報では中は油臭いとされてい
たがそれほどでもない。手狭で3人が限度だがテントに比べれば十分広い。やること
もないので、当然明るいうちからの宴となった。暗くなって外へ出てみると空には月
と星。南の方角には桐生の街の明かりが見える。21:00頃就寝となったが、この夜は
放射冷却でかなり冷え込み、枕元のペットボトルの水が凍った。

翌朝は5時前に起き、氷を溶かしてラーメンを食べ、明るくなるのを待って再び水汲
みに行って6:30出発。袈裟丸山〜六林班峠間の破線ルートにどのくらいかかるか。
場合によっては引き返すことも視野に入れて出発した。歩き始めてすぐに朝日が昇
り、前袈裟丸山〜後袈裟丸山〜の稜線を美しく照らし出す。前袈裟丸山では「ここか
ら先は危険。登山禁止」の看板。しかし後袈裟丸山についてみるとえらく立派できれ
いな道標が立っていた。郡界尾根登山口に車を置いて最短ルートで登ってくる人が多
いようだ。

後袈裟丸山から先は道が若干不明瞭となるが、赤テープがいっぱいあり、基本的に尾
根伝いの道なのでそれほど迷うところはない。奥袈裟を通過し、小ピークを越えてし
ばらく行くとこの稜線中最高峰の1961m峰となる。ここからは道が不明瞭となり、幾
度か行きつ戻りつを繰り返しながら進む。法師岳手前からは笹薮となり、それもはじ
めは踏み跡があったが、法師岳を超えると何もなくなる。背丈より低い笹なので問題
はないがそれなりに時間を食ってしまう。男山を超えて六林班峠手前のルートが左に
曲がるところではGPSを使って現在位置を確認。14:00六林班峠着。後袈裟丸山が8:
00だったので、6時間かかってしまった(コースタイムでは5時間)。

時間が押しているので、帰りの電車が心配になってかじか荘までタクシーを呼ぼうと
するが携帯が通じない。とにかく歩こう。早く下山しよう。ここからは普通の登山道
だが、所々崩壊している上に距離が長い。足の速い松ちゃんには全く付いて行けず、
最後はヘッデンになってようやく一の鳥居登山口に到着。ここからは林道なので一安
心。松ちゃんに先行してもらい、かじか荘からタクシーを呼んでもらって通洞駅へ。
最終の一本手前の電車に間に合った。打ち上げビールを買う場所もなく、珍しく素面
での帰宅となった。

二日間天気に恵まれて、藪山も時間的になかなか手強く、面白い山行でした。

<コースタイム>

1日目:沢入駅(9:25)〜塔ノ沢登山口(10:40)〜寝釈迦(11:40)〜賽の河原(12:40)〜避
難小屋(14:00)

2日目:避難小屋(6:30)〜後袈裟丸山(8:00)〜法師岳(12:00)〜六林班峠(14:00)〜庚
申山荘(16:20)〜一の鳥居(17:10)〜かじか荘(18:00)

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