2013年1月6日 稲葉
前夜、檜枝岐まで入り仮眠。朝、七入の駐車場まで移動する。R352は冬季檜枝岐までしか入れないがクロカンの大会が終わるまでは七入りまで除雪しているようです。小雪の舞う広い駐車場で準備。
一応、大杉岳から続く尾根上のP1871mが目的だがこの時期では無理だと思うので行けるとこまでと登り始める。
一旦国道に出て少し傾斜が緩そうな所から入ったが、すぐに地形図通り急登になりひざ程度のラッセルに難儀する。P1394mの尾根に出るまで2時間もかかってしまった。でもシーズン始めこのラッセルの感触はなんとなく嬉しい。
尾根に出ると傾斜は穏やかになり雪の感触を楽しみながら進む。P1684mのピークに近づくと送電線の鉄塔が見えた。アレッと思い地図を良く見ると送電線がしっかり載っている。あまりうれしくないが気がつかなかった自分にもガッカリした。ここで11時半、13時ごろをリミットに考えていたが雪で視界も悪いのでここで打ち切りとしてお昼。
シールを外し南〜南東に向かう尾根を滑ることにした。尾根の出だしは左手に雪庇が出ていてそれを避けるように降りる。少し行くと程よい傾斜と樹林間、気持ちの良いパウダーを楽しむ。1400m辺りから傾斜につられて尾根右側の急斜面に入り込んでしまい藪に難儀しながらも下の沢沿いまで滑り降りた。沢は埋まりきってなく左岸沿いに行けない所があってプチ渡渉を2回。平坦地に出て少し行くと除雪された道路に出た。車は入れないが除雪だけはしているようだ。あとは七入までだらだらと下り終了。
目的の尾根までは行けなかったが誰にも会わないラッセルとパウダー、滑り始めとしては上々の山行でした。
(記:稲葉)
<コースタイム>
七入駐車場7:30〜P1394m尾根9:30〜P1684m11:30/12:00〜駐車場13:45