雪山レスキュー


上越・土樽周辺 雪山レスキュー訓練
2013年1月19日(土) 増田、大塚、佐藤(琢)、(担当)稲葉

ここ3年ほどは山スキー想定だったが今年はわかん主体。参加4名と少々寂しいけど大塚さんが参加してくれて良かった。
今年も関越事故渋滞に巻き込まれてかなり遅れてのスタート。昨日かおとといの新雪が結構深くてわかんで苦労しながら土樽駅裏の訓練場所に移動、この雪ではスキーで移動するほうが楽ですね。

訓練メニュー
1.ビーコン捜索練習
・まず、全員のビーコンの動作確認。
もっとも簡単なチェックで済ましてみたが実際の山行ではこの方が早いしこれで良いかと思う。
・ビーコンの捜索範囲の確認 → アナログビーコンは結構遠くまで反応する。
・1人で1人埋没の捜索訓練 → 雪が深くて埋めるのにも捜索するにも一苦労。
だいたい10分弱で皆さん探し出せましたが何時もより遅い感じがしました。
(移動・掘出しのために時間がかかったためかも知れません)
・2人で2人埋没の訓練 → お昼を挟みながら、これも掘出しまで10分前後かかる。
実際こんな深雪もあるので経験の一つとして良かったと思う。

場所を移動して
2.積雪安定性のテスト方法 → 各人で実施。
・雪面観察と弱層テスト。明確な弱層が深いところに1ヶ所あり。
これが雪崩れるかの判断は難しいか。

3.埋没体験 → 掘出し → 梱包 → 搬送を一連でやってみる。
・少し急な斜面に増田さんに埋まってもらい掘出し。
その後保温や梱包を行うのがセオリーだが、準備に手間どり雪の上にしばらく放置になってしまった。
・搬送する場所までのラッセル、最初考えが及ばなかったがこれは必要。
・登り斜面を搬送することはまずできない。実際の現場ではどう安全な場所を選定できるかが重要か。

反省点
・深雪や天気いまいちだったのもあるが、ざっ〜と一連のメニューをこなしただけの感じで終わってしまった。
・掘出しからの保温のやりかたや梱包など、忘れている事も多く反省。いつも確認しておくべきだろう。

(記:稲葉)

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