南会津:キリンテ〜大津岐峠

2013/03/16南会 津:キリンテ〜大津岐峠

ルート:南会津・キリンテ〜大津岐峠
日程:2013年3月16日
参加者:稲葉

先々週は大雪のため駒に変更したが、今週は季節が一気に2、3段階くらい進んだようで雪解けが進んでいる。

道路に雪はないが車はミニ尾瀬公園までで、そこで準備。スキーを担いで除雪された道路をキリンテまで歩き始めるが、この時期に雪のない道路を歩くことはほとんど無いので朝からあんまり気分は良くない。

しばらく歩いていくとキリンテ手前の湯出ノ沢に大規模な雪崩跡が出現。3日の大雪の後に雪崩れたものと思うが、国道を越えて広い伊南川を埋め尽くし対岸にまで達している。道路は除雪で片付けられえていたが折れた電柱、倒木、凄まじい光景でした。こんなのに巻き込まれたらひとたまりもないですね。恐ろしい。

キリンテからは沢沿いに入る夏道を避けて右岸尾根に直接取り付く。雪は固く締り急登なので壷足のまま登る。が、結構急な上にキックステップでつま先が入る程度の雪、アイゼンが欲しい。途中からスキーを履くが、やっぱりスキーアイゼンを持ってこなかった事を後悔した。ちょっと重くてもそれなりの準備が必要かも。

1380mの尾根に乗ると急登から解放されて楽になる。P1558からP1754の尾根は右に雪庇、左は所々雪解けで藪が出ており下りの滑りには使えない。天気は良く、左手に燧を望み、右手は雪庇の切れ目から降りれるとこないかな〜?と観察。楽しみながら登れた。P1754から主稜線までは近い、上ノ沢の様子を見ながら大津岐峠に到着。快晴・微風の大津岐峠でのんびり展望を楽しんだ。

春のザラメのような雪なので上ノ沢に滑り込んで登り返しも楽しそうだが無難にP1754まで滑る。登る時にチェックしたキリンテ沢は割れ目もなくきれい。P1754の直ぐ下は雪庇が出でいないので、そこからキリンテ沢に滑りこむ。源頭を快適に滑り途中から沢床を避けるようにトラバース気味に降りて1276m辺りの平坦地まで、この辺りの雰囲気はいい感じで一服。そこから、たぶん夏道?沿いにだらだらと滑って終了。

天気も滑りも良かったけど、自然の猛威を実感させれた。でもキリンテ沢は割れ目もデブリもなく綺麗で 尾根を挟んだ湯出ノ沢では大規模雪崩。この違いは何なのだろう

(記:稲葉)

<タイム> キリンテ7:20〜大津岐峠11:00/11:40〜キリンテ12:30

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