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2014/02/22-23 南会津:舟鼻峠〜転石峠 |
日程:2014年2月22日〜23日
ルート:南会津・舟鼻峠〜転石峠
参加者:L増田、長南、関
2月22日 雪のち曇り
冬型が緩んで移動高が張り出す予報だったが、朝起きてみると雪。現地でしばらく様子を見るも降り止む気配はない。どうやらまだ高気圧の縁にあり、冬型の影響を受けているようだ。吹雪きの中を行く気はしないので、転戦するか、温泉宿にしけこむかなど様々に迷走する。ガソリンを補充しに会津田島の街中に降りているうちに雪が収まってきた。
目的の駒止湿原までは届かないだろうが、せっかくここまで来たのだから、舟鼻山辺りの雰囲気だけでも味わってみようと遅い出発となる。除雪の作業をしていた人に断りを入れて、舟鼻トンネルの出口付近に車を止めて出発。一登りで上の道路に出る。林道は避けて尾根をまっすぐ上る。もう一度林道にぶつかりなおも尾根を行くが、傾斜が急で少々やばかった。再び林道に出て、ここからはほぼ林道沿いに進む。登り切った舟鼻山周辺は広々したいいところだ。幅の広い林道だが、時々見失いながら辿って行く。一旦沢の源頭部を渡り、登り返して1203mとの鞍部を超え、反対側の岳沢の源頭部を今宵の宿とした。
2月23日 晴れ
今日は天気がよさそう。時間が許せば転石峠くらいまでは行ってみたい。テン場から1203mの尾根を目指して緩い斜面を登る。1203m超え、小さなピークを二つ超えたところで、一旦南西側の尾根に迷い込むがすぐに修正。まったく迷いやすい地形だ。先人たちはGPSのない時代によく歩いたものだ。1162mから南側の鞍部を目指す。この鞍部は開けたいいところだ。ここで再び林道と合流。大越沢の屈曲に合わせて林道を辿り、反対側の大越沢右俣の源頭部に出る。林道伝いに進むと鞍部に出るが、転石峠はここからさらに林道を離れて南東方向に少し歩いたところにある。このあたり、北の大越沢、西の宇中沢、南の沼尻川がぶつかる面白い地形だ。沼尻川方面を覗いてみたが、下りに使うには快適ではなさそう。
往路を戻り、テン場で荷物を回収して午後からの重くなった雪をラッセルし、最後の斜面は快適に滑って舟鼻峠に戻った。舟鼻山周辺の広葉樹林が青空に映えてきれいだった。
<コースタイム>
22日;舟鼻峠(12:15)〜岳沢源頭部テン場(15:30)
23日;テン場(8:00)〜転石峠(11:00)〜テン場(13:00〜13:30)〜舟鼻峠(16:00)