奥秩父:瑞牆山〜八丁平

2016/03/20-21 奥秩父:瑞牆山

日程:2016年3月20日〜21日
ルート:奥秩父・瑞牆山〜八丁平
参加者:L増田、長南

3連休の朝日・小沢周辺山スキー計画が天候その他の理由で流れ、前日にどたばたと 転戦を画する。スキーは諦めて車なしで行ける近場のルートということで、1泊2日で 瑞牆山〜八丁平〜小川山〜廻目平ということになった。

エアリアマップを見ながら適 当に引いた線に、意外にも瑞牆山は初めてで、またフリーゲレンデの廻目平にも興味がある長南さんが乗ってくれた。 JR韮崎の駅に着くと、瑞牆山荘行のバスは今期の運行を終了しており、タクシーで登山口に向かう。古いエアリアマップには載っていない塩川ダムを渡り、釜瀬川沿いに 北回りで瑞牆山荘へ(10,270円)。
さすがに百名山を2峰登れる場所とあって、駐車場には多くの車が止まっている。富士見平小屋まではほとんど雪はないが、瑞牆へ向かう樹林の中の道には雪が残って凍っていて、アイゼンなしでは歩き難い。小川山への分岐に荷物をデポし、ここから はアイゼンをつけて瑞牆山に向かう。途中、岩がいくつかあり、長南さんはボルダリングの対象として品定めをしているようだった。瑞牆山の山頂からは金峰山や八ヶ岳が良く見えたが、南アルプスは春霞の中だった。
分岐まで下って荷物を回収し、八丁平への道を歩き始める。エアリアでは破線の道であり、道は所々不鮮明だし赤テープもかなり古いもののようだ。当然トレースはなく、膝下までのラッセルとなり捗らない。八丁平の手前で道はようやく沢に降りる。
開けて日当たりが良く、平らで水も取れるという優良物件なので、ここを今宵の宿とする。
お互い急いで準備してきたためいくつかの忘れ物があり、また食料も家にあった物を適当に持って来て、それを適当に混ぜ合わせて食べた感じだったが中々美味であり、久々の雪山の泊まりに楽しく夜は更けていった。夜は小雪が舞う天気となり、雪は夜 中も降り続いたようだった。
翌日は、昨日のラッセルが続くなら到底予定のルートは無理で、直接中ノ沢出合に下ったにしても、廻目平までかなり時間を食うと考えられたため、おとなしく往路を戻ることにした。
天気は曇り。固く締まった雪にアイゼンが小気味よく利く。富士見平小屋からの下りにも昨夜の雪がうっすらと積もっていた。
登山口まで下ると天気は 回復し、瑞牆山荘から本谷川沿いの道を増冨温泉まで1時間40分歩き、増冨温泉の 30℃の源泉に浸かってからバスで韮崎駅に向かった。

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